テニス リターン

ストローク

コントロールの良いストロークには、3種類の打点だけまずマスターしよう

ストロークのコントロール、良い人と悪い人の差はどこにあるのか。

色々とアイデアや考え方はあると思いますが、私はシンプルにココをチェックしています。

迷ったときは、一度打点の種類に戻ってみると安定感を取り戻せる。

皆さんにも、オススメです。

 

コントロールの良いストロークには、3種類の打点だけまずマスターしよう

 


 

■ストロークのコースは大きく分けると3種類

私の考えとしては、ストロークのコースは大きく分けて3種類。

・クロス方向

・ストレート方向

・逆クロス方向

の3つを、まずしっかり打ち分けたい。

そのときに、腕の動きやスタンスで調整するのもアリですが、結構まちまちになってしまって安定しない。

緊張感が高まった場面では、より「ハッキリ」打点を分けて考えた方がしっかり振り切れると思います。

 

■3つのコースを、どう打ち分ける?

この3つのコースを、打点を変えることで打ち分ける。

考え方、やり方はすごく簡単です。

・クロス方向→打点がすごく前

・ストレート方向→打点は少し前

・逆クロス方向→打点は少し後ろ

これくらいのニュアンスで、意識します。

クロス方向に打つには、やはりラケットの先を前に出してボールの外側を触りたいのでかなり前、になる。

逆クロスはボールの内側から触って少し押し出していく感じになるので、打点は少し後ろ。

ストレート方向は、その中間。

くらいに考えておくと、試合でもとても楽な気持ちでストロークを打てるはずです。

 

■打点を変えれば打つコースは変えられる、と思えれば試合が楽しい!

何より、コントロールが良くなると試合が楽しくなる。

シングルスでもダブルスでも、自分が打てるコースがハッキリすると攻撃的な気持ちになれますよね。

この意識が、テニスには大事。

何となくで打ち分けるのではなく、「ココをこう変えるから、コースが変わる」というのを、自分で理解していないとダメ。

理解していることは、忘れないし根拠があるので試合でも自信を持って使える。

この差は大きいですよ。

 

ストロークのコースの打ち分け、は打点でシンプルに。

上達していけば、しっかりコースも隠せるし相手には分からない。

ぜひ、細かい調整を自分でしてみて、試合で使えるように磨いてみて下さい。

きっとアナタだけの打点、見つかるはずです!

ピックアップ記事

  1. 雨が多い時期の試合は、防水スプレーは必須アイテム
  2. テニスの合宿・遠征に大活躍なのは、消臭ランドリーバッグ
  3. これからの梅雨の時期に、準備しておきたいラケバ用レインカバー
  4. 【少人数制】6/19(木) 涌井コーチ 女子ダブルスレッスン in 夢見ヶ崎ロー…
  5. 「最近使い始めた、ホワイトボードみたいなのって何ですか?」のご質問

関連記事

  1. テニス メンタル

    ストローク

    「肘は伸ばし過ぎず曲げ過ぎず・・・」肩を支点にしたスライスを覚えよう!

    スライス系のショットを打つ時、肘ってどうなってる?スライスって…

  2. ストローク

    テニスの試合でロブが使えないと、「アナタが打てるスペース」はどんどんせまくなっていく

    速いショットで相手を追い込んで、オープンスペースにバシッと決める。…

  3. テニス 戦術

    ストローク

    両手バックハンドストローク、の人こそ片手のスライスも練習しよう

    昨日の夜、錦織選手の試合を観戦していた方も、多かったんじゃないでしょう…

  4. テニス ストローク

    ストローク

    相手ボレーヤーのどこを狙うのか、を明確にしよう

    ストロークで、相手のボレーヤーを狙う。こういう場面、結構試合で…

  5. テニス ストローク

    ストローク

    「最先端のビッグサーバー対抗術」錦織選手の戦い方に観る、テニスの試合での攻略法4つ

    錦織選手の初優勝で幕を閉じた、ATP男子のシティオープン。ビッ…

  6. テニス ストローク

    ストローク

    ストロークのフォームが大きい人ほど、崩しやすいのがテニス

    試合が始まると、相手のストロークを観察してみて下さい。不思議な…

特集記事

  1. テニス メンタル

    練習メニュー

    すぐには結果につながらないもの、に実は「勝利へのヒント」は埋まっている
  2. テニス メンタル

    戦術

    テニスはなぜ、技術だけでは勝てないのだろう?
  3. メンタル

    使えないと思う技術にこそ、突き抜けるチャンスがある
  4. テニス シングルス

    ストローク

    ストロークを振り切れない人は、「どこかスウィングの途中で調整」しようとしている人…
  5. テニス ボレー

    ボレー

    テニスの駆け引きで必要な、「フェイントを入れて誘うプレー」では、戻ったときのバラ…
PAGE TOP