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素振りの技術って、実は見落とされがち。
ただ気持ち良く振って、なんとなく練習しているから上手くなると思ってはいませんか?
ここは考えておきたい。
1日10分でも良いので、しっかりしたシチュエーション別の素振りが出来れば、より試合向きな練習になる。
たかが素振り、されど素振りです。
素振りの練習で上手くなる人は、「色々なシチュエーションを想定して」素振りがやっているから強い
■気持ち良く打てる素振り、だけ?
家で少しだけでもラケットを振る。
これはすごく、大事なこと。
せっかく素振りの練習をするのであれば、私が聞きたいことはただ一つ。
「どんなボールをイメージして、振ってますか?」ということ。
これだけです。
■素振りのシチュエーションを、工夫してみよう
試合で気持ちよくラケットを振れるときなんて、そんなに無い。
深いボールをしのいだり、浅いボールをやっとキャッチしたり。
テニスの試合では、圧倒的にそんな場面が多いはず。
素振りで実際に、そういう場面にどういうラケットワークが出来るのか、イメージしてやってみましょう。
素振り、と言っても振るよりは合わせる、出していく感じかも知れません。
想像力を働かせれば、素振りで色々なシチュエーションが練習出来ます。
■ラケットを持たないで、フットワークの素振りも出来る!
とは言え、家の中でラケットを持って動き回るのは怖い。
であれば持っていると仮定して、浅いボールや深いボールの処理をエアテニスで素振りしてみませんか?
浅いボールには、どちらの足を前に出すのか・・・しっかり考えてみましょう。
深いボールのときのスタンスは?しっかり膝が曲がって腰が落ちていますか?
今その場で、少しだけイメージしてやってみて下さい。
実際の試合で、どんなボールが自分に飛んでくるのか。
しっかりイメージして練習、でもコートで打てる回数や球数は限られていますよね。
家で素振り、イメージトレーニングは大事です。
1日5分でも良い、ぜひ続けてみて下さい。
個人練習で差が付けられる、のもテニスの良いところであり面白いところ。
きっとラケットを持ってコートに立ったときに、自然に身体が反応してくれるはずです。