テニス 予測

ストローク

自分のテニスの調子が「良いとき、悪いとき」には、試合中にどうやって調整すれば良い?

試合の中で、調子が悪いと感じるのはどんな時か?

きっとコントロールが乱れているときに、そう感じる人が多いはず。

コントロールが悪い、という感覚を試合の中でどう修正していくのか。

具体的なイメージをもって、試合の現場で調整出来るように準備しておきましょう。

 

自分のテニスの調子が「良いとき、悪いとき」には、試合中にどうやって調整すれば良い?

 


 

■調子の波は、コントロールできる

自分の調子の波、はコントロール出来る。

まずこの大前提から、信じましょう。

試合が始まってみないと、実際にはその日の身体のキレ、打点、分からない部分がある。

コートサーフェスによっても、特徴がある会場もありますから、慌てず自然体でまずは自分の感覚の把握に努めましょう。

どんな調子でも、自分でコントロール出来れば怖くありません。

 

■調子が悪いときはコート4分割、調子が上がってくると16分割に

どうにもストロークが入らない、続かないときには狙いの幅を拡げましょう。

コートを大きく4分割に分けて、狙いのターゲットを大きくする。

フォアハンドのクロス、であれば相手コートの後方、左側に入ればOK。

自分の中で「OK」の範囲を拡げていけば、試合の中でも上手くいっていない感が薄れてくる。

何もかも、急には上手く打てません。

しっかりまずは1/4のコートでコントロール出来るようにして、調子が上がってきたら・・・それを1/16にしていきましょう。

4分割したコートを更に4分割、して1/16の幅を狙って打っていくようにすると、良いでしょう。

 

■コートを常に「分割」出来る感覚を持とう

テニスが上手い、試合でコントロールが良い選手は、コートを分割出来る。

1/16のエリアにコントロール出来るようになれば、そう試合で負けることはありません。

「実際は、どうやって狙う?」と考えると、ネットの上のどこを通すのか、どういう回転量で打つのかを自分の中で調整していく。

調子が悪いときには、ネットの上の狙いと回転量が合っていないケースが多い。

アナタ自身、1/16のコントロールが出来るように、自分のフォア、バック、をしっかり見直しておきまよう。

 

1/16のコートエリアを狙うときに、難しのはネット際の狙い方。

そう、ドロップショットですね。

調子が悪いとつい、攻撃的なショットを避けがちですが、私はあまりオススメしません。

調子が悪いと感じたときほど、実は大胆なショットを打てると良いきっかけになりやすい。

自分自身も、成功すると吹っ切れますしね。

試合の中で調子を戻す術、身に付けておきましょう。

ピックアップ記事

  1. 「寒暖差が激しい時期」のテニスにお勧めなアームカバー
  2. テニスの試合に必要なフットワークトレーニングに、ラダーは必需品
  3. 「最近使い始めた、ホワイトボードみたいなのって何ですか?」のご質問
  4. テニスで肩が上がらない・・・と、苦労する人は「ピイラティス・ポール」がオススメで…
  5. 【少人数制】9/29(月) 八木コーチ 女子ダブルスレッスン&ゲーム会 …

関連記事

  1. ストローク

    ストロークの軸足は、「体重移動のときに変わる?」の疑問について

    最近、読者のみなさんから頂くご質問で多く頂きます。ストロークの…

  2. テニス 準備

    ストローク

    テニスにおいてストロークで「低く滑るスライス」を沈めて返球するには、かなりの技術が必要です

    私が考える、テニスにおいて最も難しい技術の一つが「低く滑るスライス」を…

  3. テニス テイクバック

    ストローク

    両手バックハンドでジャックナイフを極める!為に必要なのは3つのポイントだけ

    現代テニスでは、ライジングショットは不可欠。前に入って攻撃して…

  4. テニス ストローク

    ストローク

    シングルスの試合での決定打に!「フォアハンドのダウンザラインショット」を磨く練習で必要な意識5つ

    テニスのシングルスを戦う選手は、ここぞという場面でしっかりストレートに…

  5. テニス メンタル

    ストローク

    ベースラインとサービスラインの間のプレーに磨きをかけよう

    テニスの世界では、時に言葉のイメージが先行してしまう。これって…

  6. テニス ボレー

    ストローク

    打点が身体に近い時は、ラケット動作を止めてブロック返球を

    試合の中で、意外と多いのがボディ近くのボールの処理。ボレーでも…

特集記事

  1. テニス ポジショニング

    ロブ

    「相手をロブで下げて、アングルショットを使う攻撃」、出来ますか?
  2. 戦術

    自分で気付いて修正出来る、そんな人が試合でも勝ち上がっていく
  3. サーブ

    サーブを打つ前、ボールはラケットのどこに当てる?
  4. テニス ストローク

    シングルス

    シングルス試合での実践的なネットプレーは、「ゆっくりな速度のアプローチとフェイン…
  5. テニス サーブ

    戦術

    テニスの試合、相手が強いんじゃなくて、アナタが強さを引き出してあげ過ぎ
PAGE TOP