ストローク

「ボールの変化は最小限で」テニスのライジングショットは高地のコートだとより有効に

夏に合宿を行ったテニス部は多いと思う。

いつもの学校のテニスコートじゃなくて、もっと面数の多い山の中のコートなんかで、目いっぱい練習をすれば、その分だけボールをたくさん打てるので練習になる。

でも山のコートは標高が高いから、バウンドが高く弾み打ちにくかったりしなかった?

 

「ボールの変化は最小限で」テニスのライジングショットは高地のコートだとより有効に

 


 

そういう環境の変化で色んな事が起こるんだけど、その都度驚いてパニックになる訳にはいかない。

しっかり対処しなきゃいけないんだけど、どうすればいいんだろう。

 

チャンスはバウンドした直後のボール

しっかり弾んだボールもあまり弾まなかったボールも、バウンド直後のボールの位置はさほど変わらない。

それを逃してしっかりバウンドさせてしまうと、大きく変化が表れて対処がめんどくさくなる。

左利きのサーブを受けるのが苦手な人もそういう事だね。

「やだなぁ・・・」と思ってボールをジッと見てしまうと、どんどん左側に逸れて行って、結局ラケットの先っぽなんかで触るのが精いっぱい・・・なんてことになる。

 

足をしっかり動かして、バウンド直後のボールを打とうとすれば打ちやすいよ

その代わり、イレギュラーの多いクレーコートなんかはこの対処法がしにくい場合もあるので、要注意。

そうなったら、しっかり下がり切って繋ぎまくる・・・というスタイルになるかな。
 



 

とにかく足を動かして、バウンド地点に踏み込むって事は重要です

また来年の夏合宿で、標高高い山の中のコートで練習する時はじっくり見る前に、どんどんバウンド地点にステップインしてトライしてみましょう。

もちろん普段の練習でもしっかりね。

 

■引用元
元プロテニスプレイヤー 高西ともからのメッセージ

ピックアップ記事

  1. KT TAPE(ケーティーテープ) を使って、テニスの試合で酷使する「膝関節」を…
  2. 全日本テニス5回優勝!佐藤博康プロにボレーのコツを聞いてみた①
  3. 【プロトレーナーに聞いてみた!】痙攣対策とアミノ酸について
  4. 水で濡らして絞って振れば、何度でも冷たくなるタオルが使える
  5. ストローク練習機「ピコチーノ」は、素振りの質を高めてくれるはず

関連記事

  1. テニス 構え

    ストローク

    テニス初心者の方はまずしっかり、「構え直し」から徹底してラリーをしてみましょう

    初心者の方もたくさん入部して、部活やサークルも活気付いていることと思い…

  2. テニス ボレー

    ストローク

    ロブは、「先に軌道をイメージして、乗せるだけ」の意識で!

    試合の中で、大事な場面で必要になるロブ。コントロールを磨いてお…

  3. テニス ボレー

    ストローク

    ダブルスでネットプレイヤーに対抗するには、「突き球のストローク」は必要不可欠な技術です

    今まで、どちらかと言えばネットプレイヤーに対してはいかに「足元に遅いボ…

  4. テニス ラケット
  5. ストローク

    ハーフバウンドのストロークは、低い態勢のままフィニッシュ

    相手のストロークが深くて、自分が下がれない時。こういう時には、…

  6. テニス ストローク

    ストローク

    シングルスの試合での決定打に!「フォアハンドのダウンザラインショット」を磨く練習で必要な意識5つ

    テニスのシングルスを戦う選手は、ここぞという場面でしっかりストレートに…

特集記事

  1. テニス スマッシュ

    ストローク

    スライスのストロークを覚えると、自然に身につく5つの技
  2. テニス ストローク

    フットワーク

    カウンターテニスの基本は、下がることじゃなくて要所で「前に入る」ことで強くなれる…
  3. テニス ダブルス

    サーブ

    サーブに苦手意識がある人は、「慌ててセカンドサーブを打ち過ぎ」な傾向が大
  4. テニス フットワーク

    リターン

    ダブルスの試合でリターンのコースをギリギリまで隠して打ち分ける、ある裏ワザを考え…
  5. テニス センス

    メンタル

    テニスの試合で最初に得たマッチポイントは、「慎重かつ大胆に」攻撃していく意識で遂…
PAGE TOP