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夏に合宿を行ったテニス部は多いと思う。
いつもの学校のテニスコートじゃなくて、もっと面数の多い山の中のコートなんかで、目いっぱい練習をすれば、その分だけボールをたくさん打てるので練習になる。
でも山のコートは標高が高いから、バウンドが高く弾み打ちにくかったりしなかった?
「ボールの変化は最小限で」テニスのライジングショットは高地のコートだとより有効に
そういう環境の変化で色んな事が起こるんだけど、その都度驚いてパニックになる訳にはいかない。
しっかり対処しなきゃいけないんだけど、どうすればいいんだろう。
チャンスはバウンドした直後のボール
しっかり弾んだボールもあまり弾まなかったボールも、バウンド直後のボールの位置はさほど変わらない。
それを逃してしっかりバウンドさせてしまうと、大きく変化が表れて対処がめんどくさくなる。
左利きのサーブを受けるのが苦手な人もそういう事だね。
「やだなぁ・・・」と思ってボールをジッと見てしまうと、どんどん左側に逸れて行って、結局ラケットの先っぽなんかで触るのが精いっぱい・・・なんてことになる。
足をしっかり動かして、バウンド直後のボールを打とうとすれば打ちやすいよ
その代わり、イレギュラーの多いクレーコートなんかはこの対処法がしにくい場合もあるので、要注意。
そうなったら、しっかり下がり切って繋ぎまくる・・・というスタイルになるかな。
とにかく足を動かして、バウンド地点に踏み込むって事は重要です
また来年の夏合宿で、標高高い山の中のコートで練習する時はじっくり見る前に、どんどんバウンド地点にステップインしてトライしてみましょう。
もちろん普段の練習でもしっかりね。
■引用元
元プロテニスプレイヤー 高西ともからのメッセージ