以前に書かせて頂いたように、先月は長く故郷の広島に帰省しておりました
偶然にも、母親の火葬場が「広域公園庭球場」の近くだったんです
ここは、私が中学高校で最もたくさんテニスの試合をしたコートのある場所
それはもう、懐かしかったです…
遺影を抱えながら、霊柩車で走る道で考えていたこと
それは、過去の自分を思い出しながら、今の自分自身について
T-PRESSの活動を続けて、思えばもう10年以上が経ちました
たくさんの方の協力を得ながらではありますが、5,000本以上の記事と、3,000本以上の動画を作成してきました
この活動の根源は、どこにあるのか
色々考えてみましたが、一つ改めて気付いたことがあります
それは、私自身が学生時代に「成し遂げられなかったこと、満たされなかったこと」があるからこそ、続いている活動なんだということです
私は中学時代はテニスコートが無いテニス部で、校庭に石灰のラインを引いてテニスコートを毎日手作りしてました
そして高校ではマンモス男子校でしたのでテニス部は100人規模、でも相変わらずテニスコートが無いというクレイジーな環境
公営コートをみんなで予約してましたが、まぁ1-2面しか取れない訳です
そこに総勢100人くらいが集まることもあり、もはやカオスでしかなかったですね
でもそんな環境だからこそ、頑張って周りの高校に勝ちたかった
もがいてもがいて、必死で自分たちなりに頑張ってました
そんな時代があったからこそ、今大人になって感じることがあります
テニスを続けているということ、そしてまだまだ、上手くなりたいと自分自身が考えているということがどれだけ希少かということを
もしかしたら、当時に充分味わえなかった青春のようなものを、まだまだ求めているのかも知れません
もし高校時代にやり切って、満足していたらどうだったか
今のT-PRESSだったり、私自身の人生はなかったでしょうね
それが良かったのか、悪かったのか、誰も知るよしはありません
でも、一つだけ言えることがあります
それは、今の私自身が非常に恵まれているということです
T-PRESSという価値観に共感する、視聴者やファンの方がいるということ
それだけで、私が過去に過ごした学生時代が報われるというものです
常々書いてますが、私は何も人に誇れるような経験をしてきた訳じゃありません
戦績もないし、まだまだ未熟で何も成し遂げてはいない
だからこそ、色々なことにチャレンジできるんだと思います
どうでしょう、これって読者のみなさんも近いものを感じませんか?
先月、母親の遺影を掲げながら広島市の広域公園テニスコートの横を通り過ぎたこと
私は生涯、あの感覚を忘れることはないでしょう
上手く言葉にできないんですが、「T-PRESSを信じてくれる人のために、これからの自分の人生をどう生きるか?」だけを考えてました
今月、2023年8月は色々なチャレンジがスタートします
今後の自分の人生でも、本当に大きな節目になるはず
だからこそ、この先思い出して誇れるような時期にしないといけない
ということを、この場で記しておきたいと思います
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