戦術

綺麗でないポイントにこそ、本質がある

自分のテニスの、本質的な部分。

これに気付けるかどうか、がこれからのアナタ自身の成長に大きく関わって来ます。

何度か書いて来ましたが、自分を知るということは、本当に難しいのがテニス。

本質的な部分って、試合の中で何気ない、決して綺麗ではないようなポイントに隠されていること、が多い。

私はそう思いますよ。

 
 

記憶に残るのは、派手なポイントだけ

試合の後に、どうでしょう。

みなさんの記憶に残っているのは、こういうポイントじゃないでしょうか。

自分で綺麗に決めたポイント、そして相手に、綺麗に決められたポイント。

もちろん、こういうポイントも大事です。

でも、それだけじゃない。

実は、どっちに転ぶか分からないような長いラリーのポイント、小さいミス、にこそ、アナタ自身の大事な要素が詰まっている。

そこを突き詰めて考えない限り、今以上の成長って無いと思いますよ。



「取れそうで取れない」ポイントは、一生取れない

そう簡単に、はいかないです。

例えば、格上相手の試合でアナタ自身は「もう少しで、取れたな・・・」と思うポイントがあったとしても、そう簡単じゃない。

取れそうで取れない、と感じているのはアナタだけ。

相手は、もっと余裕がある可能性が高い。

取れそうで取れない、その理由を本当にしっかり考えないと、上にいくのは難しい。

「そんなの、分かんないよ」と投げるのは簡単。

でも、それだとずっと負ける側から抜け出せないんです。



「これは、こういうもの」という先入観

何となく取れないポイント、をどう変えていくのか。

ここに本質を見出せば、まだまだテニスは強くなる。

どこかでアナタ自身、「これは、こういうもの」という固定概念があるはず。

取れない理由は、必ずアナタ自身の中にある。

先入観をしっかり、自分の中で受け入れていくことが大事です。

綺麗でないポイント、だけど取れないポイント、はアナタ自身そのもの、ですから。

つまりは、発想を変えれば全てが変わる可能性がある。

ぜひ、意識してみて欲しいポイントなんです。

   

変えていけるところに、未来がある

負け試合を、勝ち試合にする。

勝ちを拾っていくテニスに、変えていく。

勝ちを拾うには、今までの失点していたポイントを得点に変えていく、しかないですから。

その為には、失点の理由に自分のテニスの本質を見出すこと。

苦しいですが、ぜひ自分の試合の動画を見たりしながら、考えてみて下さい。

きっと、固定概念に気付けるはずです、みなさんなら。



試合の中でのポイントは、1セットで40~50ポイント。

その中で、どっちに転ぶか分からないポイントを、どう自分で得点に変えていけるか。

根本的なところ、を見直しても良いかも知れない。

年末年始、は良い機会。

私自身、このサイトを一から見直そうと考えています。

一緒に、向き合っていきましょう。

ピックアップ記事

  1. TOALSON(トアルソン) スイートエリアラケット、これは使える
  2. テニス選手として必要な、「オーラルケア」と栄養素について
  3. テニスの試合で勝ちたい男子選手に、オススメのゲームウェア
  4. Zatous(ザータス)の大容量バッグインバッグは、ラケットバッグと相性ピッタリ…
  5. テニスラケット ピュアドライブの新作は、「攻撃的な大人のテニス」に最高の武器にな…

関連記事

  1. テニス メンタル

    戦術

    「まだ序盤だし、いつでも取り返せる」って、思ってない?

    テニスの試合、序盤が勝負。この重要性は何度も書いてきましたが、…

  2. テニス ストローク

    戦術

    「なんでこんなコースまで練習?」の答えとは?

    テニススクールでは、「なんでこんな技術、練習?」という疑問、を持つ方も…

  3. テニス チャンス

    戦術

    実力ありきの作戦、だけでは勝てない

    実際に、試合に勝ちたいなら・・・。準備する作戦、を変えていかな…

  4. 戦術

    一番最初に、4番バッターをもってくる方が勝てる

    テニスの試合、スタートダッシュが肝心。私はいつも、この意識で試…

  5. 戦術

    相手がどうリアクションしてくるのか、想定しよう

    今年こそ、テニスで結果を出したい。そう考えているみなさんは、…

  6. 戦術

    ラリーが続くと力んでくる、のはまだまだ試合中級者

    テニスの試合、強い相手はココが違う。ラリーが続いても、基本は一…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

特集記事

  1. その他

    「テニスを楽しみたい!」だったら、技術を身に付けないと
  2. テニス 目

    その他

    「利き腕」という言葉があるように「利き目」もあることを、テニス選手なら理解して練…
  3. テニス テニスノート

    メンタル

    アナタのテニスノートに、「宣言」はあるか?
  4. テニス サーブ

    サーブ

    男性でサーブが安定しない人は、「無意識のうちに上半身が前に突っ込んでいる」人がほ…
  5. テニス ボレー

    戦術

    イメージ通りのカウントを作っていく、ことがメンタルの安定につながる
PAGE TOP