目次
テニスの大会、トーナメントは過酷です。
1日に何試合もこなさなければならず、休み時間もあまり無い。
特にシングルスの試合は体力の消耗も激しいので、勝ち抜いていくにはテニスの技術以外の「実力」も問われてきます。
今回は、1日3試合をしっかり勝ち抜く為に、勝ち抜き慣れている人が実践しているであろうアイデアを、まとめてみました。
テニスのシングルスの試合を「1日3試合勝ち抜く」為に必要な考え方5つ
1.試合前の準備でその日の結果の6割方は決まる
よくスポーツの勝負は試合前に決している、とも言われます。
準備と言うとどうしてもドリンクやウェア等のギア類をイメージしますが、積み重ねる練習こそ、最大の準備です。
自信を持って挑めるように、普段の練習を試合のイメージから逆算して行うように意識しましょう。
もちろん、ギア類の準備も万全にしておく必要があるのは言うまでもありません。
試合の2日前には、ラケットバッグが完成している状態までもっていきましょう。
2.体力を温存できる相手には温存する、その為のスライス術
スライスショットは、ぜひ使っていきたい。
なぜなら、上から下に振るので身体への負担が軽減できるからです。
ドロップショットと、深いスライスのストロークをしっかり打ち分けられる練習を、日々行っておきましょう。
もちろん、レベルの高い相手に対してはそれだけで勝のは難しい。
ですが格下相手であれば、スライスの配球だけでスコアメイクができように、意識だけは持っておくようにして下さい。
3.試合間のルーティンワークを構築する
これは初中級の方にもぜひ、実践して欲しい。
試合に勝って、次の試合までの空き時間で何をするかを事前に決めておきます。
トイレに行く、捕食を食べる、軽いストレッチをする、音楽を聞く・・・。
このルーティンがあると、不思議と回復も大きく、次の試合にリラックスして挑むことができます。
勝ってうかれて、友達と話している間に本部に呼ばれる・・・なんてことの無いように、事前に準備して習慣付けましょう。
4.対戦相手の観察は、ポイントを押さえて短時間で観察を終える
対戦相手のチェックができるタイミングがあれば、ぜひ観ておきましょう。
ポイントは、短時間でサッと済ませること。
アナタの疲労回復の時間も必要ですので、ポイントを事前に抑えておきましょう。
お勧めは、「リターンのコース」の癖を観察しておくこと。
そしてネットプレーが得意かどうか、を押さえておければ、有効な策を練ることができるはずです。
5.「勝ち抜いている人」と接する、練習する機会を増やす
やや逆説的ですが、試合を勝ちぬいている人となるべく多くの時間を共有することが大切です。
練習ができれば一番ベストですが、難しければ試合会場でコミュニケーションを取ってみて下さい。
不思議と、テニスは周りにいる人のレベルに自分も近づいていくスポーツ。
何をどう考えて、実践しているのか。
アナタにとってヒントになることが、たくさんあるはずです。
スポーツは、成功体験が自信を構築していきます。
一度勝ち抜くことが、その後の試合に大きくプラスの影響を与えるのです。
その壁を打ち破る為には、ただ目の前の1ポイントだけに集中していては、視野が狭くなってしまいます。
テニスというスポーツ大局を、客観的に観る習慣を付けましょう。
まずは色々な大会に出て、経験を積むことです。
学生の皆さんも、市民大会など大人の人と試合をすると、また新しい発見があるでしょう。
秋は大会のシーズン、頑張りましょう!