テニス 練習

シングルス

「初めてシングルスの3セットマッチの試合を戦う」うえで、気を付けたい5つのポイント

普段の試合の多くは、1セットマッチか8ゲーム先取だと思います。

とはいえ、試合を勝ち進んでいけば3セットマッチを戦う日が必ずきます。

「それは上手くなって、勝てるようになってから・・・」と考えている方は、いつまで経っても試合を勝ち進むことはありません。

自分が実現したいことは常にイメージして、準備できるようにしましょう!

 

「初めてシングルスの3セットマッチの試合を戦う」うえで、気を付けたい5つのポイント

 


 

1.格上相手に長期戦のプランを立てられるかどうか

3セットマッチは、ただでさえ長丁場の戦い。

初めて戦う人にとっては、勝っても負けてもとても長く感じることでしょう。

勝ち進んで3セットマッチを体験するということは、相手は格上の選手が想定されますよね。

とにかく試合を「長く」する覚悟を持ちましょう。

相手に嫌がられるように、サーブやリターンのミスを減らし、積極的にネットに出つつ粘るポイントも混ぜる。

アナタの自信のあるテニスを、根気良く続けていくことが大切です。

 

2.自分のテニスの手持ち武器を事前にしっかり確認しておく

長期的な試合の中で、自分の武器は何なのかを確認しましょう。

そしてそれが、できるだけ相手に悟られないようにできると、3セットマッチの中でもメリハリを付けられます。

例えばアナタが「バックハンドストロークが得意」なのであれば、あえて序盤はフォアハンド中心で挑んでみる。

中盤からバックハンドの武器を出すことで、相手は「狙っていたけど、実は得意なのかも・・・」という迷いが生じてきます。

こういう心理戦を仕掛けていけるのも、3セットマッチの魅力です。

 

3.試合中に何度も「変身」していくイメージでちょうど良い

2.で述べたように、アナタは試合の中で変身していくことがポイント。

相手から何を考えているか悟られないように、粘り強いテニスをベースとしながらも、時々色々な武器を見せましょう。

それは、試合の序盤にバリエーション多くを見せておくこと。

格上の選手でも、手数が多い選手は嫌なもの。

正統派のテニスしかしてこない、ストロークを下がって粘ってばかりいる相手、は非常にやりやすいのです。

 

4.テニスの実力差があっても、試合の中での「プレッシャー」は変わらない

どんなに上手い選手でも、プレッシャーは必ずかかります。

それは勝利の目前であり、また観客が多い試合環境であり色々ですが、アナタ自身が初めての3セットマッチだからと言って、負い目に感じる必要は全くありません。

大切なのは、その「プレッシャー」としっかり向き合って自分と会話すること。

「緊張してるな、OK」という独り言は、頭の中で普段から言っておくと良いでしょう。

3セットマッチの試合は、終盤になると勝ち負けの重圧が両方にかかります。

それくらい過酷な闘いの最後は、誰しも緊張するのです。

 

5.試合前に準備できることは、全部準備して挑みましょう

水分補給、捕食、テニスノート、予備のラケット・・・。

戦いに挑むアナタの装備、万全ですか?

この試合前の準備は、初めてであろうが初心者であろうが、実践しようと思えば誰でも実践できます。

意外とびっくりすることに、3セットマッチでドリンクが無くなる選手も多い。

これでは勝てる試合も勝てません。

今一度、アナタの準備リストを見直しておきましょう。

 

3セットマッチの試合には、経験が必要です。

ただし、初めて挑む人にとっては、「何を感じるか」がとても大切。

最初の試合で苦手意識を持ってしまうと、その後長くついて回るかも知れません。

まずは自分のテニスを知ること、確認すること。

そして準備できることは、全てやり過ぎるくらい準備することが大切です。

ピックアップ記事

  1. テニスのルールの基本を学びたい人にお勧めの書籍「テニスのルール 審判の基本」
  2. リアクションボールを使って、イレギュラーバウンドへの対応力を磨こう!
  3. Zatous(ザータス)の大容量バッグインバッグは、ラケットバッグと相性ピッタリ…
  4. テニス選手に必要なトレーニングは、「重り付き」縄跳びでしっかり身に付く
  5. 寒くなる季節の変わり目に、テニスの試合で折り畳み式ブランケットは欠かせない

関連記事

  1. シングルス

    対戦相手は、変化するもの

    今回の浅見選手の動画、試合を振り返る感想戦の場面からスタートしていま…

  2. テニス サーブ

    シングルス

    シングルスの試合では、なぜダウンザラインのリターンが必要なのか?

    シングルスの試合で、リターンから攻撃していくとき。ぜひ、ダウン…

  3. テニス メンタル

    シングルス

    同じポジションでずっと打っても、シングルスではポイントは取り辛い

    シングルスの試合で、ポイントを取っていくときに、意識したいこと。…

  4. テニス ストローク

    シングルス

    シングルスの試合で、「どうにも相手のナイスショットが止まらない」ときの対応策は?

    対戦相手には、色々なタイプがある。とにかくバンバン打ってきて、…

  5. テニス サーブ
  6. テニス ストローク

    シングルス

    シングルスの試合で有効なのは、フォアハンド側への連続攻撃

    シングルスの試合を、どう戦えば良いのか見えてこない・・・という方に。…

特集記事

  1. テニス メンタル

    メンタル

    「今日の練習で良かったこと」を毎日一つテニスノートに記録していけば、それは自信に…
  2. メンタル

    コンプレックスしか、本物のエネルギーには成り得ない
  3. テニス ストローク

    ストローク

    沈めるストロークは、打つ前かラケット面を被せないこと
  4. テニス 前衛

    ダブルス

    ダブルスの前衛で特に必要な、「フェイントをかけて相手を揺さぶる」技術を磨いて後衛…
  5. テニス 客観視

    ボレー

    テニスの基本である「低い姿勢」がネットプレーに必要な理由5つ
PAGE TOP