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試合で勝ち切れない人、に共通すること。
私はプロの試合も審判台の上から見て来ましたから、分かります。
これを考え出した選手は、すぐに崩れていく。
勝っていても負けていても、考えるべきは今目の前の試合をどうするか、です。
試合に負けた後のことなど、試合中に考えてはいけない
1.負けていたら、それは諦めるということ
「もう、しんどいな・・・早く終わろう・・・」と、考えてしまう。
最近のような猛暑の中の試合だと、こう考えてしまいますよね。
まくって勝つにも、時間がかかるし体力がもつか分からない。
そもそも、反撃の糸口も掴めない・・・、
こういう時に、人は諦めてしまう。
つい、試合が終わった後のことを考え出してしまう。
どうやって、言い訳をするのか。
みなさんも、試合中に考えたことは無いですか?
2.リードしていても、一気にまくられてしまう
「これ勝ったら、ヒーローだな・・・」と、つい考えてしまう。
格上相手に5-2くらいでリードしていると、つい考えてしまいますよね。
SNSに、どうアップしてやろうかな、とか。
試合は終わっていないのに、試合後のことを考えてしまう。
実は、本当に強い選手はそういう相手の心理を読んでいる。
早く終わらせたい、と考えている選手は、戦術が一気に淡泊になりますから。
リードしていても、試合が終わった後のことは考えない。
これが一番、でしょう。
3.終わった後のこと、は終わった後に
当たり前ですが、これがなかなか割り切れないんですよね。
終わった後のこと、は終わってから考える。
本当に強い選手は、試合中のことに集中しているので、終わった後のことに興味ないんですよね。
試合が終わっても、またつ次の試合が始まるだけですからね。
周りの人、を機に過ぎないことですよ。
そう考えれば、試合後のことなんてそんなに試合中に考えなくなりますから。
4.試合の結果は、今この瞬間にしか変えられない
どんなに後から悔やんでも、試合の結果は変えられない。
変えられるなら、それは試合中だけ、です。
当たり前と思うかもしれませんが、これ、きちんと理解出来ている人は少ないですよ。
みんな試合の後に、後悔する。
「何でもっと、あの時に頑張れなかったんだろう」と。
だからこそ、終わった後のことを考えるなんて時間の無駄、なんです。
出し切ること、やり切ること。
これが出来ないと、アナタ自身も成長が無い。
意外と、試合の後半って自分の集中力が乱れている、と思いませんか?
まずはここに、気付くこと。
そこから、本当のテニス選手としての戦い、が始まるのですから。
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