メンタル

自分にはテクニックがある、と本当に思ってる?

自分のテクニックに自信がある人。

これは、試合で良くも悪くも、大きく結果に影響されるメンタルの部分でしょう。

みなさんは、どうですか?

自信って難しい。

無くてもダメだし、有り過ぎても・・・ただの勘違い、になりますからね。

 

自分にはテクニックがある、と本当に思ってる?

 


 

1.本当に上手い・・・の?という疑問

練習で、すごく上手い人。

たくさんいますよね。

いや、試合でも、すごくテクニックがある方は、学生でもシニアでもたくさんいます。

でも、まてよ・・・と。

その技術、本当に「本物」かどうか。

それに対して、常に懐疑的な目を持つことは大事。

だって、試合の中ではプレッシャーがかかるような場面、が大事な訳ですから。

そこで打てるかどうか、です。

 

2.30-40、で打つセカンドサーブがアナタの実力

サーブなんて、まさにそうですよね。

良い時は良い。

テクニックに自信がある人って、本当にノリノリな時には手が付けられないですから。

でも、自分でテクニックがあると自負している人ほど、劣勢になると辛くなる。

30-40のような場面、セカンドサーブ、どうでしょう?

そこでどんなサーブが打てるのか。

それが、アナタ自身の実力なんです。

 

3.自分はテクニックがある(ただし、ノンプレッシャーの時だけ)人がほとんど

こういう人は、試合でも脆い。

緊張感が一気に高まる、プレッシャーにかかる場面に弱いんですよね。

そもそも、そういう場面が嫌いな方が多いはず。

ノンプレッシャーの場面で、自分はテクニックがあることに自覚が薄い。

修羅場をくぐり抜けてきた回数、が絶対的に足りないんです。

自分はテクニックがあると、本気で思えるようになるには、やはり経験が必要。

落としたら負け、のような場面で、自分のテクニックを出せてこそ本当に強いテニス選手ですから。

 

4.自分のテクニック、技術力を自覚することは大事

でも、ぜひみなさんには自分のテクニックを自覚して欲しい。

客観的に、現実的に。

そこに、自信を持って欲しいんです。

「これくらいは、自分は出来る」という感覚があると、プレッシャーにも強くなる。

試合で使える技術とは、プレッシャーの中で使える技術。

これを、日々の練習の中でいかに磨くのか。

経験でなければ、得られない部分もあるとは思いますよ。

でも、そういう経験は多く積めない、だからこそ、練習の意識改革と工夫が大事。

日々のみなさんの意識次第、です。

 

自分の技量を自覚し、コントロールする。

これが出来るテニス選手って、意外と少ないですよ。

試合では、どうしても大きく自分を見せたくなりますからね。

ハッタリも大事ですが、客観的な視点あってこその、ハッタリです。

自分は、テクニックがあるのか?

この問いかけ、大事です。

ピックアップ記事

  1. 何度でも消して使える、ウェアラブルメモはテニスでも使えそう
  2. バランスクッションを使って、テニス選手に必要なバランス感覚を養おう
  3. 素振りでパワーアップを図るなら、「バナナウェイト」を使ってみよう
  4. あらゆる場面で活躍できる「万能タイプスポーツサプリメント」凌駕BCAA+
  5. プッシュアップバーを使って、テニスに必要なトレーニングを効率化しよう

関連記事

  1. テニス ストローク

    メンタル

    自分でコントロール出来ない要素に言い訳、テニス選手の成長を阻害していく

    言い訳が多いテニス選手は、まず試合で結果を出せない。そういう選…

  2. テニス コントロール

    メンタル

    強い相手との対戦こそ、まず自分をコントロールしないと試合にならない

    何度か、私自身「格上相手との戦い方」について書いて来ました。で…

  3. テニス ボレー

    メンタル

    試合中に「良い時の自分」と、比べてはいけない

    試合の中で、なかなか調子が上がらない。そんなときに、つい「良い…

  4. テニス メンタル

    メンタル

    「テニスの試合でチャンスを引き出す力」が、実力の拮抗した相手を倒す原動力に

    上のレベルの試合になると、ラリーの中で我慢しないとなかなかチャンスが来…

  5. テニス ストローク

    メンタル

    テニスを続けていて、身体と技術の成長は見えるけど「心の成長は見えない」から、難しいのです

    テニスを続けていると、遅かれ早かれ、成長はしていく。学生の皆さ…

  6. テニス メンタル

    メンタル

    自分の試合を結果論でしか見れない選手は、そこまでの成長しか出来ない

    以前に、「敗因はいつも同じところにある」という内容を書きました。…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

特集記事

  1. テニス メンタル

    メンタル

    テニスの試合に負けた後に、またすぐ試合が入る・・・ときにメンタルを切り替える術5…
  2. テニス ストローク

    ストローク

    攻撃的なストロークの基本となる、バックハンド側に高く弾むボールを身に付けるコツと…
  3. テニス ポジショニング

    フットワーク

    滅多に来ない厳しいボールを、待ち続ける悲しい人たち
  4. テニス ストローク

    ストローク

    風が強い日にストロークの打点を落とすとダメな理由3つ
  5. サーブ

    テニスの試合、「自分のセカンドサーブがいつも打ち込まれる・・・」と悩む人は、バウ…
PAGE TOP