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水分補給について、そろそろしっかり、考える時期になって来ましたね。
蒸し暑い時期から、陽ざしも強くなる、まさに夏。
この時期にテニスの試合で戦う、ということは、もう普通じゃない。
普通に水分補給、している感じだと、倒れてしまいますよ。
本気の水分補給には、トレーニングが必要
1.前日の夜、当日の朝、試合30分前
色々と、専門的な情報も出ていますが、私の基本はこれ。
3回の水分補給ポイント、をしっかり行うこと。
前日の夜:1リットル
当日の朝:500ml
試合30分前:500ml
これが、最低限飲まないといけない量、だと思って摂取している。
あくまで、私はこれが最低の摂取量で、当然これ以外にも合間にこまめに水分を摂取していく。
真夏では、これくらい飲まないと厳しい。
まさに、トレーニングが必要なんですよ。
2.今すぐ、1リットルの水飲めますか?
みなさん、どうでしょうか?
今すぐに、と言われて飲める人、どれくらいいるでしょうか?
何とか飲み切れても、すぐにお腹がタプタプして、なかなか身体に浸透していかない。
こういう人が、ほとんどだと思います。
たくさんの水を、飲み慣れる、ということ。
これは、すごくテニス選手として大事なこと。
トップ選手でも、なかなかこの量を飲むという部分で苦労する方が多いと聞きます。
発汗が激しい時期に、量をしっかり飲む、というのは勝つために大事な要素です。
3.まずは少しずつ、量を増やしていこう
良い機会ですから、寝る前の水分摂取、起きた時の水分摂取、習慣にしてみて下さい。
その量を、少しずつ増やしていく。
そうすると、身体への負荷も慣れてきますし、浸透する速さも身に付くはず。
お腹がタポタポする感じも、徐々に短くなったり無くなって来るでしょう。
みなさんが思っている以上に、普段の生活でも水分は足りていない。
喉が渇く前に、自分から相当な量を飲まないといけない、と意識してみて下さい。
4.夏の試合は、勝ち残るというより「生き残る」
真夏の死闘、みなさんも経験あると思います。
特にシングルスは厳しいですよね。
1日、真夏の昼間に4試合なんて、本来人間のやることじゃない。
でも、私たちは出来る限りに準備をして、そこに挑んでいかないといけない訳ですから。
夏の試合は、生き残った方が勝ち。
そんな感覚で良いと思います。
テニスが下手でも、キャリアが無くても、水分だけはしっかり摂取しているから、生き残れた。
そんな人、真夏のテニスコートにたくさんいると思いますよ。
本当にみなさん、気を付けましょうね。
今の時期、暑くなり始めたくらいで、しかも湿度が高い。
喉は渇かないけど、汗はかく・・・のが、一番危ないシチュエーションです。
過去に、水分補給や夏の対策に関する記事はいくつか書いていますので、ぜひこちらも。
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