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ダブルスペアの一体感、言葉にするのは簡単

目次

試合で勝ち上がっていくのに、ダブルスでのペアの一体感は欠かせません。

これって、みなさんは「何をもって」一体感がある、強いと言えると思いますか?

何となく、信頼関係が強そうで・・・という感じ、だと思いますが、それを言語化することが大事。

そして、自分でも出来る、という段階まで落とし込めるかどうか。

私は、それが可能だと思いますよ。

 

ダブルスペアの一体感、言葉にするのは簡単

 

1.組んでいる長さは、必ずしも重要じゃない

よく聞かれますが、「長く組んでいるペアが、やっぱり強いですよね?」ということ。

私は、そうでもないと思いますよ。

実際に、ただ長く組んでいるだけのペアはマンネリ化しているペアも多い。

出来ること、出来ないことを自分たちで決めて壁を作ってしまっているような選手も多いです、実際。

組んで間もない、新しいペアでも信頼関係は作れる。

そして、ペアの一体感は作っていけるんです。

 

2.ダブルスの守備が分かっている選手は、一体感を出しやすい

私は、結論どんなペアでもある程度の一体感は出せる。

その個人のスキルや考え方で、ダブルスは一体感を出せると考えています。

特に守備、ですね。

攻撃よりも、しっかりと守ることが出来る人は、どんな人と組んでも一体感を出しやすい。

パートナーが動けばセンターをカバーし、声掛けが早いし、責任感があるから上を任せたりはしない。

積極的に動くところは動くけど、そのベースとして相手の攻撃を先読みする守備が出来る。

こういう選手は、ダブルスですごく重宝されます。

実際に、極論ダブルスの一体感って2人で作るものじゃない。

しっかりした考え方をもった個人、1人1人がしっかり動くから一体感が生まれるんです。

 

3.コミュニケーションで大事なことは、たった一つ

何回も書いてきましたので、またか・・・と思うかも知れませんが。

とにかく、ダブルスのペアと話すのは「対戦相手のこと」に限ります。

どんな選手、性格なのか、スピンとスライス、サーブのコースは・・・?

こういう話を出来る人は、どんな人と組んでも大丈夫。

自然と一つの方向、勝利を目指せるのでペアでの一体感は生まれやすいんです。

逆に、「自分のことばかり」話す人はどう思いますか?

「今日はサーブ入りそうになくて・・・」みたいなことばかり言われても、どうしようも無いし救えない。

パートナーの心は離れていくだけ、でしょう。

 

4.一体感は、待っていても生まれない

ダブルスペアの一体感、待っていても何も生まれません。

組んでいるペアが新しかろうが古かろうが、とにかく自分から動いていく。

まずは自分で、しっかりスキルを磨いて考えを整理しましょう。

良い守備のポイント、カバー出来るポイントを増やせば、相手も信頼して「俺も頑張らないと!」と思う。

逆に、無理に「こうしていこう!」と押し付けても、上手くいかないですよ。

「自分だって、頑張ってるのに!」となりますからね。

まずは、アナタ自身から姿勢を見せていく。

ペアの一体感、動き出すのはいつも一個人、の動きからです。

 

何となく、仲が良いのとは違う、ペアの一体感。

すごくドライだけど、大事なポイントは正確にシンクロしてくる、それでいて両者が自立しているようなペア。

大人のダブルスのペア、が最後は試合でも強い。

みなさんも、ぜひ個人の問題、自分の問題だと思って捉えてみて下さい。

どんなペアでも、ダブルスの一体感は作れる。

それは、自分次第だ、と。

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