テニス ボレー

ボレー

ダブルスの前衛でのポーチボレー、まさかの「ロブボレー」なんてどうでしょう?

目次

今回は、ちょっとした裏技を。

ダブルスの試合で、ポーチボレーが決まらない、前衛で悩んでいる方も多いと思います。

これって、きっと発想が足りないんですよ。

相手が足元をケアしているのに、足元に打って粘られる。

あるあるなプレー、では、ダブルスの試合はなかなか勝ち切れない。

ポーチボレーから、少し変わった技で考えていかないとダメですよ。

 

ダブルスの前衛でのポーチボレー、まさかの「ロブボレー」なんてどうでしょう?

 

1.「打つぞ!」と見せて、上を使うという発想

ボレーは、基本相手の足元、です。

それは基本なんですが、それって余りに普通です。

私だって、足元の返球は得意。

だって毎回、何度も、打たれてきてますからね・・・自然と返球能力は高くなるんです。

だからこそ、発想を変えましょう!

足元に打つぞ!と見せかけて・・・実は、上を使う。

ポーチからいきなりのロブボレー、有効なんですよこれが。

 

2.特にオススメしたいのが、40代以上の女子ダブルスのみなさん

私が見ている中で、足元の処理が抜群に上手いのは女性のダブルス、特に40歳以上のみなさん。

打たれ慣れているんでしょうね、足元に打っても、なかなか決まらないのが女子ダブルス。

だからこそ、アナタに覚えて欲しいのはロブボレー。

しかも、足元に打てるような前衛でのポーチの場面。

なぜかと言えば、相手は足元へのボールを予測しているので、ラケット自体が下がってるんですよ。

だから普段なら触れるようなロブボレーでも、楽に通過する。

そして、後衛を走らせていく有効な展開になる。

どうでしょう?イメージ出来ますか?

前衛でポーチに出る、狙うのは、相手前衛の頭の上です。

 

3.コツはボールを上げ過ぎないこと

これが一番です。

まず、通常のロブボレーよりももっと直線的で良い。

頭の上、1メートルくらいの高さを通過させるつもりで打ってみましょう。

相手は、「上だ!」と気付いても、もう触れない。

ラケットが足元、まで降りてますからね。

狙いはここです。

高過ぎると、それはそれで追い付けるボールになったり、アウトになったりする可能性も高い。

直線的で、相手の頭の少し上を狙う。

ラケット面を作ってから、ボールを触ってみて下さい。

思ったよりも、簡単だと思いますよ。

 

4.ロブボレーは、タイミングが命!

もちろん精度も大事ですが、それよりもタイミングが命!

「ここで、上!?」という感じを、相手に与えたいんですよ。

足元をケアしているのに上、を使われると、相手にも心理的なダメージを与えることが出来る。

タイミング、アナタ自身で常に「狙う」癖を付けないと身に付きません。

普通に打てるんだけどロブ、ロブの構えから普通にクロス・・・。

自分でしっかり、相手の意表を突けるようなタイミングを探って、選択していく。

普段の練習でも、遊び心って大事です。

そう、ちょっと相手をおちょくってみる、出し抜いてみるという発想、アナタにはありますか?

 

意外とロブボレーって、打ちやすいですよ。

アウトが怖いですが、直線的なボールなら普通のボレーの少し浮いた感じ、で良い。

相手前衛に、触らせたって良いんです。

大事なのは、アナタ自身のプレーの幅を拡げて、相手の意表を突いていくこと。

どうでしょう、ワクワクしてきませんか?

ピックアップ記事

  1. 高音質で防水仕様のワイヤレスイヤホンは、テニストレーニングに最適
  2. テニス選手としての「肩の痛み」を改善するには、寝る時の姿勢を変えないと
  3. テニス関連の記事は note へ
  4. 【重要です:視聴者アンケート】ご協力のお願い
  5. テニスのニューボールの状態を維持出来る、「ボールキーパー」って?

関連記事

  1. ボレー

    テニスの試合で効果的なボレーは、「山なりで深い、遅い」が大前提です

    ボレーのイメージが間違っていると、試合で大事なポイントでミスになる。…

  2. ボレー

    ダブルスの試合、来た方に返すボレーでちょうど良い

    ダブルスの試合でラリーになると、どこに返球すれば良いのか分からなくなる…

  3. テニス ストローク

    ボレー

    テニスのネットプレーで必要な、「速いストロークのボールに対しては、上半身のひねりだけでブロック」する…

    ネットプレイヤーが少ない、育たないと言われて久しいですが、その原因はど…

  4. テニス ボレー

    ボレー

    コントロールの良いネットプレーは、「ボールを飛ばす方向を見ない」ことから

    私がこのコツを掴んだのは高校一年生のとき。それまでは、打つ方向…

  5. テニス ボレー

    ボレー

    テニスのダブルスの試合で必要な「スライスとフラットの2種類のボレー」は、ラケットヘッドの立て方で使い…

    ボレーに代表されるネットプレー、「この人上手い!」と思わせるようなプレ…

  6. ボレー

    ハイボレー、それって本当にハイボレー?

    テニスの試合で、高い位置でのボレーを打つ時。アナタ自身、結構チ…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA


特集記事

  1. テニス 環境

    その他

    試合前にやっておくとスタートダッシュが切れる!「試合用のウォーミングアップ」を見…
  2. ストローク

    なぜ、ほとんどの人がストロークで「身体が開いてしまう」のかを解き明かす5つの理由…
  3. テニス 名著

    テニススクール

    強い人ほど素直にアドバイスを聞ける、だから差はどんどんひらいていく
  4. テニス コントロール

    練習メニュー

    「シンプルな練習にポイント要素を入れる」テニスのストロークの基本練習メニュー
  5. テニス ボレー

    ダブルス

    「格上ペアにも諦めない!」テニスのダブルスで大切なポイント4つとは?
PAGE TOP