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夏は暑い毎日が続く。
練習中もしっかり水分補給をしないとね。
でも汗をかいた分の水分を補給するだけではなく、汗と一緒にミネラル分も失われるので、そういったものも補わないといけない。
そこで便利なのがスポーツドリンク。
「気を付けろ!スポーツドリンク!」試合に出るテニス選手に必要な意識改革
ナトリウム、ビタミン類などが含まれていて補充にはもってこいなのだが、このスポーツドリンクは糖分もかなり含まれていてカロリーが高い。
気を付けないと、このスポーツドリンクを飲み過ぎて糖尿病になってしまう選手なんかもいるほど。
そもそも喉が渇いた時に身体が一番欲しているのは水分である。
この水分を吸収するのはどこかというと、小腸
胃を通り過ぎて小腸に達した水が、小腸から身体に吸収されるのだ。
しかし養分濃度が高過ぎるスポーツドリンクだと、その養分をまずは胃で吸収しようとするために、胃の中に一旦留まる。
本当は早く通り過ぎて小腸に向かいたい水分がここで足止めを食うのだ。
飲んだけど身体にはすぐ吸収されず、お腹ばかりがガブガブになって重くなるうえに、咽の乾きは相変わらず・・・なんて経験のある人は、こういうこと。
だから素早く胃を通り過ぎるためにも、スポーツドリンクは通常の2~3倍に薄めて摂取するのが好ましいね
俺の場合、試合中はスポーツドリンクとお水を別々に飲んでプレーしていた。
基本的にお水をガブガブ飲んで、スポーツドリンクは少しずつ
エネルギー補充のために別で口にする・・・という感じ。
でも基本的には、90分くらいの運動であれば、お水だけで十分。
スポーツドリンクはいらないくらい。
その代わり、前後の食事でバランス取れた栄養を摂取しておかないといけません。
■引用元
元プロテニスプレイヤー 高西ともからのメッセージ