3月になり、色々と環境が変わる準備をしている方も多いと思います。
思い出せば、自分も3月には別れの思い出が・・・。
大学を卒業して、その後10年くらい経って恩師の先生に会ったときに言われた言葉、今日は書いてみたいと思います。
少年老いやすく学なりがたし
この言葉、後に調べてみると、朱熹(朱子)の「偶成」という漢詩の一説、だとされてるようです。
簡単に要約すると・・・。
「若いうちはまだ先があると思って勉強に必死になれないが、すぐに年月が過ぎて年をとり、何も学べないで終わってしまう。」という内容。
学生を卒業して10年、社会人で働きながらどこかまだ、自分は若いし勉強も出来ると思っていたけど、時間はあっという間に過ぎていく。
改めてこの言葉の意味を噛み締めてみると、深いというかテニスにもよく当てはまる。
若いって素晴らしい。
素晴らしいけど、あっという間に過ぎていくのに先があると思って必死さが無い。
テニスでも、いつかやろうと思っていることはいつまで経ってもできやしない。
このサイトの読者の皆さんの中には、学生の方も多いでしょう。
まだまだ若い、練習出来ると思っていても、時間はどんどん過ぎていく。
中学、高校、大学と、その時にしか出られない大会、出来ない経験はたくさんある。
何も出来ないで終わってしまうと気付いた時には、もう遅いかも知れないのです。
重たい話になりましたが、勉強でも仕事でもテニスでも、また明日があるから良いかと誰もが思ってしまいますよね。
試合で負けた日は悔しいけど、次の日から何を変える訳でも無い。
時間だけは、平等に流れているのに全てを環境や周りのせいにしてしまう自分、に気付けるかどうかです。
3月は節目の時期。
自分の中で、新しいことを始めるなら、4月よりも3月が良い。
T-PRESSのサイトも、どんどん新しいことにチャレンジしていきたいと思います。
何も出来ないで、終わりたくないですからね。