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環境を変える、ショットを変える、戦術を変える。
成長することとは、変わることであると何度も書いてきました。
ですが、その決断をするうえで、今日は皆さんにお伝えしておきたいことがあります。
大きな決断をするときに、「周りからどう見られるか?」を判断材料にしてはいけない
■周りの意見は大事だけど、決めるのは自分
アナタを支える、周りの人の意見やアドバイスは大事。
出来るだけたくさんの方と話して、色々なことを「変える」決断をしていくのは正しいこと。
ですが、最後に決めるのは当然アナタ自身。
大きな決断をするときに、アナタ自身が一番意識したいのは「それは本当に自分が決めたこと、やりたいことなのか?」ということです。
この覚悟さえあれば、どんな決断であっても必ず正解と言えるはずです。
■周りの目を気にしないのは無理、という意識も大事
私自身、昔は周りの目ばかり気にしていました。
バックハンドを両手から片手に変えた時にも、「なんだあいつ、調子乗ってんじゃないのか?」と思われるのが嫌で恥ずかしかった。
ネットプレー主体のプレーに変えたときにも、「また出来もしないことを始めてるよ・・・」と思われているのは、分かっていた。
大事なのは、周りの目を気にしない・・・というのは無理だと諦めること。
この諦めがつくと、実は優先順位を冷静に判断出来る。
そう、「周りからどう思われるか?」という点は、優先順位を下げてあげれば良いんです。
■周りからどう見られるか、はアナタの言い訳になっていく
人は弱い生き物です。
いつでも言い訳を探す、上手くいかないときには理由を探してそこに押し付ける。
「周りの目が気になったから・・・」という理由で、何かを出来なかった、失敗した・・・というのって、悲しくないですか?
確かに気になった部分はあっても、一番の決断の理由は自分の判断、テニスを強くなって試合に勝ちたいという大目的だったはず。
ここがぶれない為には、言い訳になりがちな周りの目、意見というものと決別しないと。
アナタ自身のテニス人生。
間違ったと思ったら、また軌道修正すれば良いじゃないですか。
そこをグチャグチャ言ってくる人は、結局自分は何も出来ない人な訳ですから。
集団で練習している、活動しているテニスって、難しい。
飛び出さないと変われない部分はあるし、飛び出し過ぎても難しい部分はある。
でも、一度大きく飛び出してみること、出来るだけ若い時期に経験することをオススメします。
迷ったとき、壁にぶつかったときには、きっと成長のヒントがそこにある。
周りの人の目、だけで自分の決断を下していく選手にだけは、ならないで欲しいと思います。