テニス ルール

テニス知識

「カウントコール」を忘れてしまうのは、カウント毎のプレーを変えていないから

テニスの試合の中で、恥ずかしいこと。

意外と気付いていない人が多いですが、「カウントが分からなくなる」ことって、実はちょっと恥ずかしい。

相手も数えてなくて、「結局今、いくつでしたっけ・・・?」みたいな光景、草トーでも多いですよね。

今回はこの根本的な原因、について考えてみたいと思います。

 

「カウントコール」を忘れてしまうのは、カウント毎のプレーを変えていないから

 


 

■カウントに応じたプレー、アナタは考えられてますか?

テニスはカウント、を数えながらプレーを進めていく。

サッカーやバスケ、野球のようにずっと点数を積み重ねていく、のではなくゲームやセット、という単位もある。

このゲームやセットをいかに獲るか、が大事なのがテニスですが、その為にはゲーム中のポイントが大事。

アナタがサーブを打つ選手として、0-40と40-0、だとプレーする心境は異なるはず。

もっと言えば、30-30とデュースでも同じ同点の状況のようで、微妙に違う。

「え?考えたことも無かった・・・」という人は、ちょっと注意が必要。

要はカウントに無頓着、なのでカウントも忘れてしまうのです。

 

■しっかりカウントを両者で確認してからプレー、がセルフジャッジの基本

「あれ?今のでゲームでしたっけ?」

「いやいや、カウント○○だと思ってました・・・」

というような方は、きちんと対戦相手とコミュニケーションを取らないといけない。

サーブを打つ選手がカウントをコールし、認識が違えばそこで「ちょっと待って下さい」と声を上げないとダメ。

ポイントが終わってから何を言っても、遅いと思った方が良いでしょう。

カウントをコールされて、合っていればかるく会釈する、くらいの癖を付ける。

そういうリズムも、試合では大事です。

 

■ダブルスだと、当事者意識の無さがカウントを忘れさせる

意外と、ダブルスの試合の方が、この「スコアいくつでしたっけ?」問題が発生する。

厳しいようですが、当事者意識が無い選手、「誰かがカウントくらい、数えてくれてるだろう・・・」と思っているから。

ダブルスの試合だと自分以外の3人、もいますからね。

そういう甘えがある選手は、まず試合に強くなれない。

きっと前衛ではポーチに出れないし、後衛でもゲームを作れない。

人の力は、細部にこそ宿っている、のです。

 

カウントをしっかり意識して、自分なりにプレーを変える。

それからコミュニケーションを取って、当事者意識を持つ。

難しい?

難しいから、みんなやらないのかも知れませんね。

でもこれだけは、繰り返し言っておきます。

セルフジャッジでカウントを忘れるって、恥ずかしいことなんですよ。

ピックアップ記事

  1. テニスの試合で勝ちたい男子選手に、オススメのゲームウェア
  2. 飲んだらコンパクトに!パックアップボトルを持って試合に出かけよう
  3. 読者ミーティング用にプロジェクターを買ったら、コスパ最高だった
  4. 試合に勝つダブルスを極めたいなら、お勧めの一冊
  5. 夜のランニングのマストアイテム、蛍光色グッズで安全にトレーニングを

関連記事

  1. テニス 持ち物

    テニス知識

    「テニスの遠征・合宿に持っていくのに、忘れがちなアレ」をまとめてみました

    テニスに遠征は付きモノ。部活では合宿もありますよね。私…

  2. テニス知識

    「テニスコーチング研究部」始めます!

    いつもサイトをご覧頂き、ありがとう御座います。このT-PRE…

  3. テニス メンタル

    テニス知識

    ラケットとボールが、喧嘩しない柔らかさ

    「柔らかいテニスって、どんなテニスですか?」というご質問を、よく頂きま…

  4. テニス 英語

    テニス知識

    プロテニス選手を目指したいなら、英語は必須!実用的なテキスト5つ

    もしアナタが、将来プロテニス選手やテニスコーチ、審判員として活躍したい…

  5. テニス ダブルス

    テニス知識

    「リラックスして正五角形」が、基本の構え

    基本となるテニスの構え、皆さんは意識出来てますか?ストロークの…

  6. テニス知識

    痙攣は、慌てなければおさまることも多い

    みなさんも試合の中で、経験あるんじゃないでしょうか?足が痙攣し…

特集記事

  1. テニス知識

    飲んだらコンパクトに!パックアップボトルを持って試合に出かけよう
  2. テニス 夜

    その他

    「テニスに長期ビジョンは大事?」と思っているうちに、平等な時間はどんどん流れてい…
  3. テニス スライス

    ストローク

    クロス方向にしっかりストロークをスライスで打ちたい人は、「ボールの外側にラケット…
  4. テニス 言葉

    メンタル

    自分のテニスに粘りが足りないという人ほど、テニスの言葉のニュアンスを変えていこう…
  5. テニス ボレー

    ボレー

    風上でのネットプレーは、失速して沈むボールに注意!
PAGE TOP