テニス ミス

メンタル

自分を鼓舞して戦う選手は、自然と周りも応援したくなる

テニスの試合、「応援されやすい」選手は、やっぱり試合でも強い。

それは、知り合いが多いとか、人格者だとかそういう話ではないと思う。

もちろん、人としてしっかりしているというのは大前提ですが、テニスの試合でしっかり自分を鼓舞出来ている人。

さりげなくもしっかり、試合中に「絶対に勝ちたい」という姿勢を見せていく選手だと思います。

 

自分を鼓舞して戦う選手は、自然と周りも応援したくなる

 


 

■スカして戦う選手も、大声で威嚇するような選手も、応援したいとは思わない

私の意見ですが、この2タイプの選手は応援したいと思えない。

やる気があるのか無いのか、分からないような選手。

相手を大声で威嚇したり、全ポイントで大騒ぎするような選手。

意外と自信が無い、本当に勝ちたいと思っていない選手が多いように思います。

それより、さりげなくしっかり、自分の試合を進めていこうという意志のある選手。

辛いとき、大事なポイントを獲ったときには小さくガッツポーズしたり、感情をコントロールしつつも、少しだけ周りに出していく選手。

応援したいと思いませんか?

 

■「周りから応援される」というのも、立派な選手の実力の一部

試合中に歓声を集める、だけじゃない。

応援される選手には、自然と情報も多く入って来る。

周りとのコミュニケーションが円滑だから、準備もしやすいし練習相手も見つけやすい、どんどん上達していく。

そんな選手に、なれる訳が無い?

いえ、きっと試合の姿勢を変えていくだけで、結構変わっていくと思いますよ。

まずは小さいガッツポーズ、そして苦しいときには少し声を出して自分を鼓舞する、ようにしてみませんか?

私も30歳を超えてから、意識的にそうやって表現するようにしています。

何より、試合に簡単に負けたく無いですからね。

 

■自分を「変える」ことは、いつでもテニスの現場から

「自分は、そういう性格じゃないんだよな・・・」と思う方も、多いでしょう。

ですが、やっぱりスポーツは感情を表に出すのが醍醐味。

他のスポーツなんて、ゴールが決まったりしたら大騒ぎじゃないですか・・・まぁ、チームスポーツなので、出来ることでもありますが。

テニスは個人スポーツ。

アナタ自身で、自分を鼓舞していく、自分を変えていく。

そこにきっと、応援してくれる人はいるはずです。

テニスの現場から変えていけば、アナタの性格も人格も変わり、より人生を前向きに過ごしていけると思います。

 

広く、大げさな話になりましたが、自分の試合の雰囲気を客観視する意識は大事。

スマフォをセットして、動画を撮って観てみましょう。

私はいつも、後で動画を見返すと、「なんてスカしたテニスしてるんだ・・・勝つ気あるのか・・・?」と思ってしまう。

試合の現場では、相当意識しないとなかなか難しい。

ぜひ一度、試してみて下さいね。

ピックアップ記事

  1. + POWER CUP について
  2. 大事なテニスウェアを汚したくないなら、シャープの超音波ウォッシャーを持ち歩こう
  3. テニスコーチ時代に、最高に憂鬱だったこと
  4. 飲んだらコンパクトに!パックアップボトルを持って試合に出かけよう
  5. テニスの試合に勝てるようになる為に、読むべき名著10選

関連記事

  1. メンタル

    いざという時、「自分はこれでいく!」があるかどうか

    試合の中で、色々準備してきたけど、もう出し尽くしたなという時。…

  2. メンタル

    ノンプレッシャーのテニス、面白い?

    プレッシャーも無く、伸び伸びとテニスをする。良いんです、最初…

  3. メンタル

    メンタルが強い人は、大事なポイントこそ「どっちでも良い」のスタンス

    「あぁ、自分もメンタルが強くなりたい」そう考えているみなさんに…

  4. テニス ミス

    メンタル

    「自分はミスをする人間である」と考えておけば、自然にメンタルは強くなる

    皆さんは試合中、「ミスは多い方」だと思いますか?試合以外の場所…

  5. テニス メンタル

    メンタル

    「テニスの練習でストレスを溜めない」為に必要な4つの考え方

    テニスの試合に勝ちたい。そう考えると、練習にも緊張感が生まれる…

  6. テニス リターン

    メンタル

    「試合内容が良くても結果が出せない」人に共通する、テニス選手の特徴について

    よく試合会場で聞くのが、「内容は良かったけど、勝てなかったね・・・」と…

特集記事

  1. テニス メンタル

    メンタル

    試合が終わっても、アナタのテニス選手としての仕事は終わってはいない
  2. テニス ストローク

    ストローク

    今年は「アグレッシブスライス」でいこう!
  3. ボレー

    テニスの試合の中で「身体の正面にきたボレー」をしっかり返球できるようになるコツ4…
  4. その他

    テニスが強くなりたい!その為のきついトレーニングは「仲間で可視化して積み上げる」…
  5. 戦術

    オムニコートとクレーコート、作戦を変えるべき?
PAGE TOP