テニス スマッシュ

ストローク

「8割の力で攻撃していく形」を保てれば、ラリーは制することが出来る

テニスの試合のラリー。

緊張感が高まってきたときに、先の強引なミスだと本当にもったいない。

試合に勝てない人、淡泊な試合が多い人は、攻撃していくときのギアチェンジが早過ぎるかも知れない。

8割くらいの力、で攻撃していく意識で、充分ラリーは制することが出来るはずです。

 

「8割の力で攻撃していく形」を保てれば、ラリーは制することが出来る

 


 

■「ラリーを制する」とは、自分のエースで終わるだけじゃない

自分のエース、で終わる「場合もある」くらいに考えておきましょう。

全豪オープンの試合を観ていても思いますが、半分くらいは相手の攻撃に耐えられない、自分から最後無理をして自滅するような選手が多いですよね。

これも立派な、アナタが制したポイント、と言える。

カウンターショットを喰らうケースもありますが、それは稀だし相手もリスクを冒したプレー。

意識したいのは、ラリーでチャンスを作っては拡げ、そして8割の力で拡げ続けていく意識です。

 

■ラリー中に焦っては必ず、相手のペースになっていく

チャンス、または自分が打っていけるボールが来たときに、焦ってしまう人。

焦って決めにいくと必ず相手のペースになっていきます。

焦って攻撃してくる選手のコースって、結構読みやすい。

読みやすいから反撃されやすい、そして更に厳しいコースを狙って自滅、なんて光景がテニス会場ではいたるところで観ることが出来ます。

アナタ自身、8割の力の意識があれば焦りを抑えられるはず。

数字でしっかり、自分をコントロール出来るようになりましょう。

 

■8割の力、ということは主役はあくまで配球とコントロール

スピードが大事?

大事なポイントでスピード勝負だと、落としたときに落ち込みも激しい。

配球やコントロールのミス、は自分の選択ミスですから修正しやすいし、相手の印象にも残る。

配球で組み立てると言うと難しいイメージがあるかも知れませんが、まずアナタが「相手のどこを攻めたいのか?」をハッキリさせるだけでも良い。

それで充分、相手に伝わる。

伝わったらその逆が空く。

空いたコースに、8割の力で攻撃していく感じ、ですね。

 

ラリーが上手い選手は、試合が上手い選手。

相手と呼吸を測りながら、一進一退、の中で8割の力で攻撃していく。

このイメージ、普段の練習から意識してみて下さい。

寒い時期ですが、簡単なミスや淡泊なプレーにならないように。

試合のシーズンの礎は、今、作っていく大事な時期ですから。

ピックアップ記事

  1. iphoneでテニス動画を撮影するなら、三脚ホルダーのスマホスタンドを使おう!
  2. 【初開催】5/29(水)~30(木) T-PRESS プレミアムキャンプ in千…
  3. 11/13(木) 女子シングルス練習&ゲーム会 in世田谷レクセンター
  4. フットワークを磨きたい!なら、足指トレーニングは欠かせない
  5. ヨネックスの新作ラケット、Vコアのハイスピンテクノロジーによる超高弾道は本物だっ…

関連記事

  1. テニス ストローク

    ストローク

    ドロップショットは、「踏み込んで高い打点から打つこと」で、より相手は動けなくなる

    ドロップショットが使えると、相手は前を警戒して後ろに下がれなくなる。…

  2. テニス ストローク

    ストローク

    オープンスタンスのストロークは、打点を近くするとクロス方向にも打てる

    「オープンスタンスのストロークが、難しい・・・」と、よくご質問を頂きま…

  3. テニス ボレー

    ストローク

    ストロークラリーで走らされているときには、「スライスのグリップで走り続ける」覚悟を持とう

    試合に強い人と、弱い人。上手い人はたくさんいるけど、なかなか試…

  4. テニス スライス

    ストローク

    ストロークのオープンスタンスとクローズドスタンス、打点の違いを理解出来てる?

    みんな当たり前のように理解出来ていそうで、実は怪しい部分。スト…

  5. ストローク

    両手バックハンドを捨てたからこそ、今の片手バックハンドがあると思う

    テニスって、結構自由度が高いスポーツ。そうは思いませんか・・・…

特集記事

  1. シングルス

    シングルスの試合でストローク戦を優位に展開する、「バックハンドの前後揺さぶり」攻…
  2. テニス 大学

    日々の雑記

    私はこれからも、試合に出続ける「生涯現役選手」を、精一杯応援し続けます
  3. テニス リターン

    サーブ

    セカンドサーブからでもプレッシャーをかけるためには?
  4. サーブ

    ファーストサーブを打つ前の「ボール選び」は、しっかりこだわりたい!その理由につい…
  5. テニス メンタル

    戦術

    歳を取れば取るほど、「準備不足」は受け入れられない
PAGE TOP