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ウィンブルドンとワールドカップ、同じ時期に開催されると面倒くさい。
テニスも気になるしサッカーも・・・かといって、どちらか録画しても結果を知ってしまったらつまんないから、どうせ後で見ない。
そう思いつつ、チャンネルをコロコロ変えながら毎晩テレビの前に座っている。
「絶滅危惧種を救え!」テニスにおけるネットプレイヤーの未来
でも最近、ウィンブルドンを観て思うのは芝の削れ方の変化。
10年前までは、ウィンブルドンは速いボールバウンドコートだから、バウンドさせる前にボールを打ってやろうと、選手は積極的にネットプレーを仕掛けてボレーに出たもんだ。
その結果、芝の削れ方はベースラインの部分の他に、ネットに向かって行くエリアも削れて、ちょうど丁字の形になっていたんだけど、ここ最近のウィンブルドンはストローク中心のベースラインプレーが主体となっていて、丁字ではない感じ。
そもそも、今現在プレースタイルがサーブ&ボレーってタイプは殆どいなくなったしね
フェデラーのサーブ&ボレーなんかは絶品で上手いんだけど、彼もいつそのサーブ&ボレーを仕掛けるかという判断が的確なのであって、サーブ&ボレーをメインでやってるわけではない。
たまにやるサーブ&ボレーはかなり有効だけど、サーブ&ボレー一本で仕掛けるのはかなり危険だ。
ということは、もう「サーブ&ボレーヤー」という選手は絶滅危機にあるのかも。
リスクは高いが、そのギャンブル性が観ている人にはワクワク感を与えてくれるサーブ&ボレーヤー
是非ともウィンブルドンの大会には、そんなプレースタイルの選手がいてほしいなぁ。
■引用元
元プロテニスプレイヤー 高西ともからのメッセージ