テニス 練習

その他

テニス部の新1年生に、「しっかり基本からテニスを教えたい」先輩なら意識したい基本5つ

3月・4月は出会いと別れの季節。

テニス部でも引退試合から新入生の入部・・・など、色々なことがありますよね。

特に新入生は、一番高いモチベーションで、アナタの部活に入ってくることと思います。

そこで先輩としてぜひ、教えてあげて欲しいことをまとめてみました。

試合で勝つ為には、まず一人のテニス選手として当たり前のことを徹底したい。

アナタ自身を顧みてみる、良い機会にもなるかと思います。

 

テニス部の新1年生に、「しっかり基本からテニスを教えたい」先輩なら意識したい基本5つ

 


 

1.用具は大切にする

テニスでは、部活よりも個人で所有する用具が多い。

ラケットにウェア、シューズ、こういった用具を大切に出来ない人は、まず試合で勝てるような選手にはなれない。

しっかりとメンテナンスの方法から、シューズであればコートサーフェスに合ったものがある点まで、教えてあげましょう。

学校での部活、テニスをするにはどうしてもお金がかかってしまう部分はあります。

用具を大切にして、サポートしてくれる人への感謝の気持ちも新入生には教えてあげる必要があります。

 

2.ボール1つを大事にする

練習でよく見かけるのが、部活終了後にボールが拾い切れていないケース。

練習中に遠くに飛んで行ったのに、追いかけていかない・・・ようなチームは、到底試合にも勝てません。

ボール1つ、どれくらいの価値があって、なぜ大切にしないといけないのか。

アナタ自身の言葉で、新入生にしっかり説明してあげて下さい。

 

3.テニスは危険なスポーツであるという意識

どんな競技にも危険は付き物。

特にテニスはサーブやストロークでスピードも出やすいので、練習中にコートから目線を離してはいけません。

球拾いしているときにも、常に注意しておかないと眼に当たって大けがに・・・なんてことも、新入生にはよくあります。

ラケットを振るときに、近くにいるのも危険。

こういった基本も、入部の際にしっかり伝えておくことは先輩部員の役目です。

 

4.部内での競争意識を持つ

楽しく、みんなでテニスをする為にも、大事なのは競争意識です。

当然身体能力や、経験値によって実力差はあるでしょうが、誰もが練習でしっかり頑張ってレギュラーを目指す。

この雰囲気を作って新入生に伝えるのは、入部してすぐが一番です。

入部早々に、「どうやっても試合には出れない、球拾いとランニングばっかり・・・」と思わせては、もったいない。

改めて、部内でのルールや仕組み、雰囲気を確認してみましょう。

 

5.テニスは仲間ありきのスポーツ

よく個人競技だから、「自分が上手くなればそれで良い!」と考えて入部してくる人がいます。

もちろん完全に間違いでは無いのですが、テニスは実は団体競技の側面もあります。

レベルアップには、チーム全体の底上げが不可欠。

その為に、一人一人がチーム全体に貢献する、練習を行うことで影響し合っていることを意識しておくことが大事。

先輩として、なぜその考えが必要なのかを、ぜひ新入生に伝えてあげて下さい。

 

今回は、具体的なことよりも前提の部分で書かせて頂きました。

「そんなの分かってるけど、いちいち教えるのなんて面倒・・・」と思った人、それもそうだと思います。

ですが、テニスの試合に勝ちたいとアナタが考えているのであれば、新入生が成長してくれるのが一番近道かも知れまん。

彼らは、真っさらな状態で入部してきます。

ぜひ、「あの先輩がいて良かった」と思えるようなサポートをしてあげて下さい。

きっとアナタのテニス人生の中でも、財産になるはずです。

ピックアップ記事

  1. 寒くなっても清潔感は保ちたい、テニスプレイヤーのみなさんに
  2. テニス選手に必要なトレーニングは、「重り付き」縄跳びでしっかり身に付く
  3. テニス選手として必要な、「オーラルケア」と栄養素について
  4. テニスで肩が上がらない・・・と、苦労する人は「ピイラティス・ポール」がオススメで…
  5. 一人でも出来る、テニス選手に必要なトレーニングで鍛えよう!

関連記事

  1. テニス 練習

    その他

    テニス部で頑張る皆さんは、「準備運動だけじゃなく、整理運動」も行って団結心を高めよう

    部活やサークルでテニスを頑張っている皆さん、このサイトをご覧になってい…

  2. テニス メンタル
  3. テニス メンタル

    その他

    良い意味で「対戦相手を認める」ことが出来れば、試合はもっと楽に戦える

    ネットを挟んだ相手は、倒すべき相手。もちろん、倒す為には対戦相…

  4. テニス ラケット

    その他

    ラケットを使ったボールキャッチが苦手な人は、試合前から相手に自信を与えてしまう

    ちょっとした仕草で、その人のテニスの技量や意識、は表に出ます。…

  5. テニス ボレー

    その他

    「こっち側には絶対来ない!」と思い切れるかどうかが、テニスの試合では予測力の差になります

    テニスの試合で反応が良い選手、予測が鋭い選手、試合で強いですよね。…

  6. その他

    T-PRESS 男子シングルスイベント 参加者アンケート

    先日はイベントにご参加頂きまして誠にありがとうございました!…

特集記事

  1. テニス メンタル

    戦術

    いつでもどこでも、「反撃コース」を想定しておこう
  2. ボレー

    攻める為に前に出る?逆ですよ
  3. テニス メンタル

    戦術

    テニスの試合では「目の前のリード」など、一瞬の安らぎにもならない
  4. テニス 練習

    練習メニュー

    ラリー練習が、「ミスばかりで全く続かない」チームが意識すべきこととは?
  5. テニス ストローク

    ロブ

    テニスの試合で、「ロブで逃げる」という発想を卒業しよう
PAGE TOP