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「上辺だけの仲良しペアのダブルス」が試合に勝てない、その理由について考えてみる

目次

ダブルスでペアを組んでいる選手同士、は様々な人間関係がベースになっている。

ライバル同士もあれば夫婦やカップル、親子や兄弟・・・。

でも一番多いのは、「仲の良いテニス仲間」じゃないでしょうか。

仲が良い・・・って、実は危ない関係だと私は思います。

 

「上辺だけの仲良しペアのダブルス」が試合に勝てない、その理由について考えてみる

 


 

■仲が良いペアは、その関係性を守ろうとする

上辺だけの仲良しペアって、どんな感じでしょう。

端的に言えば、本音で話し合うことが出来ない、相手に遠慮しているような関係性。

普段の生活であれば、全然問題ないですしむしろ大事な要素。

空気が読めない、本音だけで生きている人って、ほとんどいないですからね。

ですが、テニスの試合となると・・・ちょっと求められるものが変わってくる。

誰だって負けたくは無い、だけど「これを伝えないと負けてしまう・・・」という場面で、どこか相手に気を遣ってしまうのが上辺だけの仲良しカップル。

試合に勝つことよりも、ペアとしての関係性を維持する方向で動いてしまうのです。

悲しいですが、これがほとんどのペアの現実です。

 

■「テニスについて否定」されても、人として否定された訳では無い

本音で話そうと思って接して、相手が激高する、感情的になる。

そういう人って、テニスについて言われたことを全て、自分の人間性が否定されたと考えてしまうんですよね。

そんなペアには、本音で何かを伝える、勝つために作戦を考えることが難しい。

アナタ自身、しっかり自分のテニスと人格については分けて考えておきましょう。

テニスについての意見や違いは、いつでも受け入れるオープンマインドな感覚、大事です。

 

■「試合に勝ちたい」と思えば、手段を選んではいられない

すごく極端な話ですが、「この試合に負けたら100万円の罰金」がリアルにあるとします。

そうすると、アナタとペアの会話は何が変化するでしょう?

もう、絶対に負けられない。

負けたら明日から、今の仕事+アルバイトでもしないといけない・・・みたいな試合、が目の前にあれば人は思考が変わります。

思考が変われば、行動が変わる。

本気で勝ちたいと思えば、相手のプライドや細かい気遣いなんて考えていられない。

極端な例でしたが、一度こんな気持ちでペアと話し合っても面白いかと思います。

 

「本気で、本音でテニスをする」ことは、結構しんどいですか?

確かに、責任は自分にかかりますし、本気を出し切るってしんどい。

でも私は、周りに気を遣いながら、試合に負けても「アハハ・・・」として過ごす方が、正直しんどい。

負けて本気で悔しがる、勝って喜び合うペアになっていきましょう!

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