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日本には様々なテニスコートがあり、試合も色々なコートで行われる。
サーフェスの違いは皆さんしっかり準備出来ているのに、意外とコート脇の広さに関しては無頓着。
テニススクールやインドアのコートでは、横幅があまりなく気が付いたら隣のコートにいる・・・みたいに、狭い場所での試合もあるでしょう。
草トーではこういった、規定を満たしていないコートでの試合にもしっかり対応しなければなりません。
特に注意が必要なのは、いかにワイドやアングルをケアするか・・・ですね。
横幅が狭いテニスコートでの試合では、「極端にワイドやアングルをケアする戦術」が必要になります
■ワイドやアングルに打たれたら終わり、なテニスコートは存在する
テニススクールなどで、経験があると思います。
間が2メートルくらいしかなくて、隣のコートや壁がすぐそばにある状態のコート。
狭い土地を活用する日本ならではの仕様ですが、これに文句を言っても仕方ない。
相手のワイドへのサーブは、とにかく対策を取らないと、触る前に壁に当たって相手のポイントになってしまうのです。
■対策は「前」で触る以外に、道は無い
もうお気付きの方はいると思いますが、ワイドやアングルをケアするには「前」に行くしかありません。
後ろで待っていては、スライスで切れたり、アングルショットで角度を付けられた際にボールが曲がっていくのを防げない。
前に行けば、曲がる前、ボールが落ちる前にしっかり返球出来る。
厳しい条件ですが、それは相手も同じ。
とにかくネットプレーを増やし、リターンのときはいつもよりもより前に踏み込んでいく意識を持って、相手に向かっていきましょう。
■強い相手はその意識を逆手にとって攻撃してくる
しっかりワイドやアングルをケア出来ても、安心は出来ません。
テニスでは、どこかを注力して守るということは、どこかが空いてしまうということ。
サーブであれば、当然ワイドをケアして前に行けば、センターは手薄になってしまう。
ここを狙ってくるタイミング、駆け引きの中で先読みして防がないといけません。
コートが慣れない場所だった、相手がずるがしこかった・・・というのも、全て言い訳。
アナタ自身の準備が足りないのと、適応能力が無いだけの話です。
ですが実際は、いつも練習しているテニスコートでなければ実力を発揮できない、という人は多い。
その実力って・・・一体どんな実力ですか?
試合に強い人は、どんなコートでも結果を出せる準備をしている。
いつか来るこんなコートでの試合にも、今からイメージを膨らませておいて損は無いです。