メンタル

自己肯定感、をコントロールしよう

自分のプレーに波がある、と感じているみなさん。

この感覚を、自分で感じ、自分でコントロール出来るようになりましょう。

聞き慣れない言葉かもしれないですが、私はよく使います。

自己肯定感、を持つということ。

これはテニス以外にも、全てにつながっていくはずです。

 
 

自己肯定感?

読んで字の如く

自分を、肯定してあげる考え方。

私も難しいことは分かりませんが、これってテニスではすごく大事です。

特に、試合のように誰も周りは助けてくれない、相手は敵、というような状況では、いかに自分を肯定的に捉えられるかどうか。

自分を信じる、という言葉よりも私はこっちの方がしっくりきます。

問題は、それをどうコントロールするか、です。

相手によって、変わらないように

テニスは対人競技ですから、相手によってプレッシャーも違います。

格上選手との試合は、圧迫感が凄いですからね。

その中で、いかに自分を肯定し続けることが出来るかどうか。

自己肯定感が低くなり過ぎないように、しっかりコントロール出来るかどうか。

これが、テニス選手にとって大事な部分でしょう。

高まり過ぎても、怖いことに

「自分は出来る!」を通り越して、「何でも出来る!」と思ってしまうと、それはそれそれで怖い。

自分を肯定し過ぎると、今度は油断が生まれます。

試合の中で自信を持つことは大事ですが、そこには客観性が必要ですからね。

自己肯定感を自分でコントロールすれば、それはそのままテニスのコントロールにつながる。

難しくないです、こういう視点を持つことが私は大事だと思っています。



自分の立ち位置を、知るということ

まず、自分を肯定するところから

まずは自分を、一度肯定してみる。

「自分のテニス、悪くないじゃないか」と。

そうしないと、客観的に物事を見ようという気持ちになれないですからね。

読者のみなさんは、間違いなく自分自身でテニスを頑張っているみなさんですから。

コーチに色々言われたり、試合でボコボコにされて落ち込むこともあります。

でもそのベースには、「自分は頑張れている」という肯定感を持っておくことが大事です。

立ち位置を知れば、コントロール出来る

自分の立ち位置を知れば、自己固定感はコントロール出来る。

例えば練習ですごく周りが上手い人ばかり、になっても慌てない。

自己肯定感が低く感じられれば、「今回は周りが上手い、だから自分が悪い訳でじゃないんだ」と思えますからね。

このちょっとしたコントロールが、現場で出来るかどうかなんです。

自己肯定感を意識して、客観性を持つということは何事においても大事ですから。

どうすれば、養える?

実際には、どうすれば自己肯定感を養えるのか。

私は、自分自身についての材料を可視化することが大事だと考えています。

テニスノート、動画、何でも良い。

自分のテニスを自分の目で見て、感じる。

積み重ねて来たものを、しっかりと意識出来る場を作る。

こういう小さい習慣が、自己肯定感の醸成につながっていくはずです。

   

怖がらずに、自分のテニスを出していく

プレーだけでなく、コミュニケーションで

自己肯定感を持てている人、コントロール出来ている人は何をしているのか。

シンプルに、プレー以外でもたくさん自分のテニスを出している。

会話、文章、言葉にして、外に出している。

これが、すごく大事だと私は考えています。

コミュニケ―ションの中で自分のテニスを出すって、少し怖いですよね。

でもその先に、客観性と自己肯定感があるはずです。

自分が知らない、自分に気付く

私も今まで、こういう経験がたくさんあります。

誰かとテニスの話をしていて、自分自身に気付く。

こういう気付きが、「あ、自分のテニスはこういうところが効いているのか」となる。

自己肯定感が生まれて、試合でも自信を持ってプレー出来る。

知らない自分に気付くには、人とのコミュニケーションが一番です。

それも、普段会話しないような人とあえて話してみると面白いですよ。

全ては強く、たくましくなる為に

自分のテニスを、変えていく。

プレーを変えるには、まず自分自身のスタンスを見直してみることをお勧めします。

スタンスとは、足の作り方ではなく「向き合い方」。

自分とどう向き合うのか、それをどうコントロールしていくのか。

行動を興せば、テニスは変わる。

試合で勝てる、強くたくましい選手に成長出来るでしょう。



恐らく、読者のみなさんは意識していなくとも、自己肯定感を持てている。

ただ、やはり人間ですからその波がありますよね。

試合の現場では、まさにそうでしょう。

難しく考える必要は、ありません。

自己肯定感という言葉を、まずは意識してみて下さい。

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