テニス シングルス

フットワーク

「テニスコートを広くカバーできるフットワーク」を身に付ける為に、意識したい切り返しの技術

テニスコートをカバーするのは、足の速さとはまた別な能力。

そう、テニス特有のフットワークが不可欠ですね。

今回は、左右前後に走ったときの「切り返し」に着目してみましょう!

 

「テニスコートを広くカバーできるフットワーク」を身に付ける為に、意識したい切り返しの技術

 


 

1.オムニコートが主戦場の日本では、フットワーク技術はとても重要!

雨でもテニスができる、足腰に負担が少ないことで日本に多いオムニコート。

切り返すにはまず、しっかりしたシューズを履くことが大切。

そしてポイントとなるのは、横に走らされたときに足のつま先を、しっかり相手コートの方向に向けておくこと。

踵を外側に出すことで、戻る動きが圧倒的に早くなります。

 

2.外側の足を上手く使えば、コートの端から端まで素早く動ける

フットワークでは、いかに外側の足を上手くコントロールするかが鍵となります。

打った後に戻る際には、大きいスタンスでクロスステップを踏んでみましょう。

慣れるまで違和感がありますが、足が足を追い越していくようなイメージで練習してみましょう。

最初は足がぶつかってこけそうになりますが、これも慣れてきます。

横のフットワーク、戻る動きが速くなれば、コートの端から端までしっかりカバーリングでき、ディフェンス力が高まります。

 

3.前後の切り返しには、「クロスステップ」が不可欠

できるだけ大きな歩幅で、前後でもクロスステップを踏みましょう。

左右より、この前後の動きではより大きなステップが必要です。

トップスピンロブを追いかけるときは、細かいステップでは間に合いません。

男女共に、現代テニスでは一般レベルでもトップスピンロブがバンバン飛んできます。

しっかり凌げるフットワークを、磨きましょう!

 

足の速さは、体力ではありません。

フットワークは技術です。

磨けば磨くだけ、すぐに速く移動できる術が身に付きます。

年齢に関係なく、足元の技術は疎かにされがちですので、改めて見直してみましょう!

ピックアップ記事

  1. テニス選手に必要なトレーニングは、「重り付き」縄跳びでしっかり身に付く
  2. 雨が多い時期の試合は、防水スプレーは必須アイテム
  3. + POWER CUP について
  4. KT TAPE(ケーティーテープ) を使って、テニスの試合で酷使する「膝関節」を…
  5. 全日本テニス5回優勝!佐藤博康プロにボレーのコツを聞いてみた①

関連記事

  1. テニス ストローク

    フットワーク

    ネットにスムーズに出るには、〇〇を意識すれば完璧

    前に出たいけど、なかなかフットワークが上手くいかない。どうして…

  2. テニス ストローク
  3. フットワーク

    試合でミスを減らすには、動き出しを早くするのが一番効果的

    ミスが多い、と試合で感じたら。まず、何をどう変えるべきかを準備…

  4. フットワーク

    テニスの試合では、「ギリギリのボールをがむしゃらに処理しない」だけで得をすることが多い

    試合に勝てない選手には、共通点がある。攻撃され窮地に立たされる…

  5. フットワーク

    ワイドに追い出されても、冷静に相手のポジションを把握しよう

    冷静にストロークラリーしていると思ったら、ワイドに追い出されると・・・…

  6. テニス ストローク

    フットワーク

    前に走ってボールを処理するときは、その後のポジションを考えよう

    浅いボールを処理して、さぁ次!と思ったら・・・簡単に抜かれてし…

特集記事

  1. テニス メンタル

    練習メニュー

    素振りの練習で上手くなる人は、「色々なシチュエーションを想定して」素振りがやって…
  2. 戦術

    実力を上げたいなら、ルーティーンを変えよう
  3. テニス 調子

    テニススクール

    コーチ次第、じゃなくて、自分次第ですから
  4. テニス サーブ

    サーブ

    実戦で使えるサーブは、「ワイドへのコースは軌道を高め」を意識しよう!
  5. テニス ダブルス

    テニススクール

    テニススクールで「これがカッコイイ!」と思われる仕草5つ
PAGE TOP