テニス メンタル

メンタル

チェンジコートで集中する、方法はアレしかない

シングルスの試合で、チェンジコートの場面。

この時、みなさんどんな風に過ごしてますか?

どこか、ソワソワして落ち着かない感じ、じゃないでしょうか?

基本的に、チェンジコートは90秒しっかりと使って良い。

特に、試合が上手くいっていない劣勢のような場面では、しっかりメンタルをリフレッシュしたいじゃないですか。

これには、工夫と準備が必要です。

 

チェンジコートで集中する、方法はアレしかない

 


 

1.外界を、遮断しよう

例えば、2-5でチェンジコート。

3ゲーム差を付けている、そのような状態でどうするのか。

私なら、大きなタオルを使います。

すっぽりと頭からかぶって、外の世界を遮断する。

その中でテニスノートに書かれたメモを見直したり、中でやるべきことはやります。

「それだけで、何が変わるの?」と思うかもしれませんが、変わります。

60秒、タオルをかぶって自分の中だけの世界に入り込むと、変わります。

試してみれば、変わりますよ。

 

2.相手に、見せつけてやれば良い

これを見て、相手はどう思うと思いますか?

私なら、「不気味だな」と感じます。

「なんだ、落ち込んで泣いてるのかな・・・」と思う方もいるでしょう。

とにかく、「何だか違うことやってるな」と思わせることが大事なんです。

シングルスの試合のチェンジコート、実は流れを変えるチャンスはたくさん潜んでいる。

でも、ほとんど人が正しく使えていないんですよね。

むしろ、何をやっても結果は変わらないと思っている。

それは損、なことなんです。

 

3.シングルスの敵は・・・相手?

いえ、自分自身です。

これはもう、試合に出ているみなさんなら理解出来るでしょう。

相手の実力なんて、大して関係ないんですよ、実は。

シングルスの試合、どんな場面でも敵は自分自身。

だからこそ、チェンジコートで大きなタオルをかぶって、自分と試合をしてるんですよ。

「次のゲーム、もう諦めたら・・・?」

「やることやったし、相手が強いよ・・・」

という甘いささやきと、戦うんです。

チェンジコートで座って、休んでいるだけの人はもう試合を諦めている。

外の世界と空気を遮断して、自分と戦っている人だけが、逆転の芽を掴むことが出来るんです。

 

4.恥ずかしいと思う気持ち、を跳ねのけよう

でも、みなさんはきっとこう思うはずです。

「そんなプロ選手みたいな真似、恥ずかしい・・・」と。

恥ずかしい気持ちは、分かります。

でも、どうでしょう、上手い選手がやっているなら、真似してみませんか?

周りからどう思われようが、良いじゃないですか。

試合に勝ちたい、最後まで諦めない自分を貫く。

今回のように、チェンジコートのちょっとした作法なんて、要はやるかやらないか。

やってみようと思える素直な人が、最後は得していくんです。

 

チェンジコートにも、上手さが必要。

なんだか、ドリンクを飲んで汗を拭くだけ、のような人が多いんですよ。

もっとしっかり、座って自分と向き合う、現状を確認する。

これが出来るだけで、グッとテニス選手っぽくなる。

私はそう思いますよ。

ピックアップ記事

  1. 5/7(水) 高西コーチ 女子ダブルスレッスン&ゲーム会 in 世田谷レ…
  2. ミズノ社製のアイスマットを使えば、夏場の厳しい試合も乗り越えられるはず
  3. 暑い夏のテニスの試合に備えて、瞬間冷却パックの準備は欠かせない
  4. 晴雨兼用のビッグパラソルは、テニス選手なら欠かせないアイテム
  5. テニスのニューボールの状態を維持出来る、「ボールキーパー」って?

関連記事

  1. メンタル

    集中力を高めて、ミスを減らすには?

    基本的なミスを、減らしたい。誰もが、テニスの試合で考えること…

  2. メンタル

    試合で自分を出していくのに、必要なのは勇気じゃない

    試合でなかなか、結果が出ない。自分らしいプレーも出来ないで、モ…

  3. テニス ミス

    メンタル

    自分を鼓舞して戦う選手は、自然と周りも応援したくなる

    テニスの試合、「応援されやすい」選手は、やっぱり試合でも強い。…

  4. メンタル

    1つ1つのショットのレベルは高いのに、「試合で実力を出せない」人が意識して欲しいこと

    練習では目が覚めるようなショットを打てるのに、試合で使えない、勝てない…

  5. テニス メンタル

    メンタル

    何故テニス選手は試合の中で、「いつも通りにやろう…」と考えると、より緊張してしまうのか?

    「いつも通りにやれば、大丈夫!」と、言われれば言われるほど、緊…

  6. テニス メンタル

    メンタル

    ダブルスの試合、ビビリはパートナーに伝染する

    試合中に、急に恐怖に襲われる。何をやっても出来ない、入らない、…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

特集記事

  1. 戦術

    基本をしっかり見せておくことが、後半の奇策に効いてくる
  2. テニス ボレー

    ボレー

    角度を付けたアングルボレーを打ちたければ、「ラケットヘッドを立ててボールの横」を…
  3. テニス メンタル

    戦術

    「自分たちのテニスをする」って、何種類持ってますか?
  4. 日々の雑記

    T-PRESSのYouTubeチャンネルが目指すもの
  5. ストローク

    ストロークを沈めようとしてネットしてしまう人は、今一度相手のポジションをよく見て…
PAGE TOP