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ストロークのコントロールを高めたい、と考えている人は多い。
よく、「ネットの上に目標を作って!」とアドバイスされると思いますが、高さ?位置?実際にどこを狙えば・・・?と、悩んでしまう人も多いと思います。
そこで活躍するのが、この「ねらってーぷ」という秘密兵器。
簡単に装着できて、ネットプレイヤー相手に「どこを攻撃していくか」を明確にできるので、とっても試合向き。
実際に使ってみたときの効果等、今回は書いてみます。
テニスのショットコントロールを改善できる秘密兵器、「ねらってーぷ」を試してみたら・・・?
■ネットの「どこを通すのか?」を明確に出来る
サッカーやバスケットには、「ゴール」という明確に狙うものがあります。
しかし、テニスという競技にはありません。
その代りに相手がいて、相手のコートの中にボールをバウンドさせてポイントを獲ることを競うスポーツ。
とはいえ、端ばかり狙っていてはミスにも繋がる・・・ので、今回紹介するように「ネットの上の目印」を置くことで、明確に狙えるように意識を高めることが出来るのです。
■「赤」は危険、「黄色」はやや危険、「青」は安全なコースイメージ
例えば信号機のように、使ってみるとショットのリスク管理に使えます。
相手がボレーに出てきたことを想定して、色分けしてパッシングショットを狙ってみる。
「青」の上を狙って打ちたいなら、そこまでにどういう準備をしないといけないのか、自分がどういう態勢になっていないと難しいのかを逆算して考えられるようになるはずです。
ただテープをネットに設置するだけではだめで、しっかり意識して打ち分けるように自分で意識すること。
もちろん実際の試合ではこんなアイテムは使えないので、慣れてくれば自分の頭の中で3色をしっかり使い分けてイメージできるようにしておく必要がありますね。
■購入するのも良し、自分で工夫して作るのも良し
部費を集めて正規品を買うのも良し、あとは自分たちで工夫して作ってしまうのも有りでしょう。
ホームセンターにいけば、作れそうな素材と材料は自分達で見つけることができるはずです。
こういった小さい工夫やアイテムで、部活やチームの練習はがぜん効率的になり、実戦的になります。
ぜひ皆さんも仲間で考えて、こういった工夫を主体的にどんどん行っていけるようになって下さい。
練習環境、恵まれていないと感じているだけでは何も変わりません。
コート面数は増やせなくても、より実践的な練習をすることは出来る。
「こういう練習を、こういう意識で」と言葉で共有することは大事ですが、眼に見える形にすることで、それはより「みんなの共通意識」にしていくことが出来る。
これって、すごく大事なこと。
「こんな道具を使って、こんな練習してるのか・・・!?」という風景を、日本全国でもっと観たい。