テニス トレーニング

テニス知識

プッシュアップバーを使って、テニスに必要なトレーニングを効率化しよう

「プッシュアップバー」という器具について、聞いたことはありますか・・・?

簡単に言えば、腕立て伏せをするときに設置して、「手のひらで握るバー」の役割を果たしてくれるこの器具。

学生時代に、私はこの器具でよくコート脇でトレーニングしてました。

何より、場所も取らないし自分の身体自体が負荷になって、トレーニングルームもバーベルもいらない!

それに、テニスに必要な「バーを持った状態で、胸筋や腹筋、背筋を鍛えられる」ので、学生や社会人の皆さんにもお勧めです。

 

1.器具はある程度予算を出して、良いモノを!

プッシュアップバーも、お値段はピンキリですが身体を鍛えるモノ、ですのであまり安過ぎるのはオススメ出来ません。

安く買っても、結局使わなかったりしますからね・・・その点、アディダス製のプッシュアップバーはデザインもカッコイイし、お値段も3,000円以下、素材もしっかりしていてお勧めです。

テニス トレーニング

出典:amazon

 

「普通の腕立て伏せじゃ、なんでダメなの?」と思う方も多いと思います。

悪くないとは思うのですが、私もやっていて「腕の内側の筋を痛める」ようなことがよくありました。

後は、腕立て伏せって、結構ちゃんとした態勢でやるのが難しいんです。

腰も傷める人が多いようですね・・・10代、20代の頃は気になりませんでしたが、今ではすごく分かります、コレ。

 

2.プッシュアップバー、のメリットをまとめると・・・

■グリップを握る感覚に近い

このトレーニングで、自然に握力までトレーニング出来る。

テニス選手に必要な、ラケットを持ちながら力を身体から出していく、という感覚が自然に身に付きます

 

■可動域が拡がる

通常の腕立て伏せよりも深く、身体を落とした態勢が取れるので肩の可動域が拡がります。

テニスにおける、頭上のボール、サーブやハイボレー、カットボレー等のレベルアップに効果的です。

 

■手首の負担が減る

先ほど書いたように、手首に負荷をかけてテニスが出来なくなる・・・ようなことを防ぐことが出来ます。

また購入してトレーニング、ということでモチベーションも維持出来ると思います!

 

 

正しいフォームを覚えれば、効果も倍増!

プッシュアップバー、でのトレーニングはフォームが大事。

特に、腕の角度、肩から腰、脚にかけてまっすぐ直線になるように意識して、ゆっくり取り組んでみて下さい。

またバーの設置位置によってもかなり負荷が変わってくるので、最初は自分のやりやすい距離に置いてみて、徐々に慣れてきたら離して負荷を増やしてみましょう。

10回を3セット、を基本に、自分なりに回数や頻度、負荷を工夫してみて下さい。

 

 

男性だけでなく、女性にとってもパワーアップは必要なのがテニス。

効率的に、手首への負荷を減らしながらプッシュアップバーでのトレーニング、始めてみませんか?

 

 

ピックアップ記事

  1. フットワークを磨きたい!なら、足指トレーニングは欠かせない
  2. テニスの試合に持参すると便利な、折り畳みチェア3選
  3. 筋肉痛が毎回酷い人は、「フォームローラー」で身体の表面をほぐしてケアしよう
  4. TOALSON(トアルソン) スイートエリアラケット、これは使える
  5. 大会シーズンに準備したい、サンバイザー5選

関連記事

  1. テニス 調子

    テニス知識

    相手が不利なジャッジほど、目を見てしっかり伝えよう

    テニスの試合のセルフジャッジ、みなさんもう一度確認しておきましょう。…

  2. テニス サッカー

    テニス知識

    心から勝者を讃えたら、もっと強くなれる

    「お前、負けを認めてないだろ」こう言われた言葉、今でも鮮明に覚えて…

  3. テニス 練習

    テニス知識

    テニスの試合、大会に必要な危機管理項目7つ

    試合の前の準備、どこまで想像力を拡げて考えられるか。それが、準…

  4. テニス 皮膚

    テニス知識

    テニスの試合で「足裏の皮膚が荒れてしまう方」にオススメな、皮膚保護専用クリーム「Protect J1…

    テニスの試合、練習が続いていくと、皆さんどこか身体に支障をきたしてくる…

  5. テニス 読書

    テニス知識

    T-PRESS筆者が選ぶ「テニスの成長に大事な考え方」を学べる名著5選

    まさに今は、読書の秋。ということで、最近筆者の私が実際に読んで…

  6. テニス 前衛

    テニス知識

    将来テニスの指導者になりたい人は、「言葉」にして発信していこう

    読者の皆さんの中にも、今は現役選手だけど将来は指導者になりたい、と思っ…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

特集記事

  1. テニス ボレー

    リターン

    ボディへのサーブは、あの技術が無いとリターンで苦労する
  2. テニス シングルス

    ストローク

    フィーリングが悪いと感じた日は、足で稼いで勝ちを拾うしかない
  3. テニス サーブ

    サーブ

    ワイドのコースへの有効なサーブを考えるときに、「あえて浅い」という要素は欠かせな…
  4. 戦術

    打った方向に自分自身で、プレッシャーをかける方法
  5. テニス ダブルス

    その他

    「試合から経験して、必要性を感じる」から上達が早くなる
PAGE TOP