テニス ストローク

ストローク

風が強い日にストロークの打点を落とすとダメな理由3つ

目次

春先は特に、風が強い日が多いですよね。

試合の中で苦手にしている人も、多いと思います。

サーブだけでなく、ストロークにも影響が大きい。

今回は、打点の「高さ」について考えてみましょう。

意外と気付いていなかった部分、を改善すれば勝機は見えてくるでしょう。

 

風が強い日にストロークの打点を落とすとダメな理由3つ

 


 

1.ボールの勢いがないので、風の影響を受けやすい

打点が低いということは、それだけ失速しているということ。

ボールに力が無い状態では、風の影響をもろに受けやすい。

風が強い日は、出来るだけ前で、相手が打った後早く打ちたい。

ボールに力があるうちは、風の影響もそうは受けない。

失速するまで、打点が低くなるまで待っていると・・・少しの風で打点がずれてミス、になってしまいますよ。

 

2.低い位置から持ち上げると、風に流されやすい

自分が低い打点で上手くボールを捕らえられたとしても・・・どうでしょう。

打つ方向は、かなり上方向、風が強い上空へ打つことになる。

これって、かなり危険です。

コートの上空はかなり強い風が吹いている、だからこそ、風が強い日はあまり高いボールを打ちたくないんですよね。

ロブだって控えたい。

低い打点から持ち上げる、ストロークはかなり危険であるということを自覚しておきましょう。

 

3.そもそも、ポジションを下げている

風が強い日は、どんどんネットプレーを入れていきたい。

ポジションも前にしておかないと、風上でプレーしていても、ドロップショットが怖い。

風下からのドロップショットは・・・勢いが止まるのでかなり脅威になる。

つまり、打点が低くなるストロークを打っている時点でポジションを下げている、から危ないんです。

風が強い日、は特に打点が低いストロークを打たなくても良い場所、に立つと考えればどんどんポジションも上がっていく。

危機感を持てれば、きっと風が強い日でも上手く戦えるはずです。

 

風が強い日は、意識的に打点を高くしたい。

ポジションも少し前、にしておくだけで自分のミスが減るはず。

細かい部分ですが、風が強い日の試合に強くなるにはこういう準備が大事。

意識だけで、きっとプレーは変わります。

 

今回のまとめ

相手が打つ瞬間に次の攻撃、をイメージする癖を付けよう!

 

ピックアップ記事

  1. 多動力こそ、これからの時代のテニス選手に必要だと思う
  2. これからの冬のテニスに最適な、ネックウォーマー4選
  3. 冬のテニスのマストアイテム、手袋選びは勝利への近道
  4. テニスコーチ時代に、最高に憂鬱だったこと
  5. テニスのフットワークを支える足元の秘密は、スーパーフィートのインソール

関連記事

  1. ストローク

    打てそうなボールほど、引き付ける

    相手のボールが力無さそうに見える。叩けそうだからと言って勇ん…

  2. テニス ボレー

    ストローク

    深いボレーに対して、ベースライン上で打ち返すにはまず「ネットくらいの目線、低い態勢」から

    相手のボレーが深い中で、どうしてもベースライン上でストロークで対抗しな…

  3. テニス ボレー

    ストローク

    相手のネットプレイヤーが「ネットから離れた場所」にいるなら、ボールを足元に沈めて前に出よう

    相手のポジションを観察する癖を付けると、テニスでは勝機が見えてくる。…

  4. テニス ポジショニング

    ストローク

    フォロースルーを前に出さないスライス、でドロップショットは完成です

    シングルスでもダブルスでも、ドロップショットは使いたい。特に、…

  5. テニス テイクバック

    ストローク

    バックハンド側に高く弾むストロークは、「絶対に下がって打たない」ことを意識していこう!

    全米オープンも佳境に入り、錦織選手の活躍も光ってますね。改めて…

  6. テニス ストローク

    ストローク

    ジャンプしてのフォアハンドストロークは、しっかり膝を曲げて厚いグリップで!

    ジャンプしてのストローク、学生の皆さんには得意にしている方も多いでしょ…

特集記事

  1. テニス ダブルス

    メンタル

    「ミスが怖くて粘ってる相手」は全然怖くない
  2. テニス ストローク

    ストローク

    大事な場面、スピン系のストロークがガシャってしまう人に共通する、5つの悪い癖
  3. テニス ボレー

    ボレー

    正面に来たボレーを、「バックハンドでさばく」メリット5つ
  4. テニス 知識

    テニス知識

    冬のテニスのマストアイテム、手袋選びは勝利への近道
  5. テニス サーブ

    メンタル

    テニスの試合、ここぞの場面で強い選手になるには「プレッシャーの中での自分のプレー…
PAGE TOP