テニス スマッシュ

スマッシュ

「スマッシュ直後の構え直し」の速度を磨く為の練習メニュー

今回は、このテーマで。

スマッシュ練習って、球出しだけになったり単調になりがち。

上手くボレー対ストローク、のラリーを混ぜながら、3人体制でやってみましょう。

ポイントは、スマッシュ後に球出しの人の出すタイミング、です。

 

「スマッシュ直後の構え直し」の速度を磨く為の練習メニュー

 


 

■3人1組でコート半面、を使ってラリー練習形式で行う

コートを縦半面、に割って1対1でボレー対ストローク、のラリー形式で練習をスタート。

ポイントは、2往復くらいボレー対ストロークのラリーを行ったら、3球目にはロブを使ってスマッシュを打たれる。

スマッシュを打ったら、そのボールは誰も追わずに横から球出し役の選手がスマッシュを打ち終わってすぐに、ボレーの球出しのボールを出す。

このボールを打ったところから、ラリーを再開する。

そしてまた2往復くらいしたらストローク側がロブを上げて、スマッシュ、横から球出し、を繰り返す。

結構、ネットプレー側の選手は大変な練習です。

 

■コツは容赦なく、横からすぐに球出しのボールを入れること!

この練習は、スマッシュを打った後の構え直しがテーマ。

つまり、スマッシュを打った瞬間、くらいにもう横からボールを出していく。

球出し役、を作って練習するので、ボールが途切れても気にすることなくどんどん、ラリーを継続していきましょう。

縦半面、のコートですのでしっかりボレー側、ストローク側、は自分のテリトリーを守ること。

構え直し、フットワークをしっかり意識して試合仕様のスマッシュ、に変えていきましょう。

 

■スマッシュを打った後に構え直し、をどれだけ速く出来るか?

スマッシュを大きく打ち終わっていては、話にならない。

打ち終わったと同時に、もう次のボールが目の前に来るくらいの速度、で球出し役が出してきますからね。

実際の試合ではここまで速く返球されることは無いでしょうが、練習から負荷をかけていくにはち早過ぎるくらいのタイミングでちょうど良い。

いかに、コンパクトなスマッシュに自分で調整出来るのか。

打った後にフラフラしない、頭の位置が動かない、腰を折らない・・・といった基本を見直してみて下さいね。

 

シンプルな練習ですが、実はこれトッププロでも実践している非常に実戦的なメニュー。

球出し役も、低い位置、ボディ、ハイボレーなど、レベルに応じて工夫してみて下さい。

ストローク側、ボレー側は、スマッシュはもちろんミスしないレベルでのラリー、を心がけること。

ラリーが途切れたら、球出し役がすぐに球出し!を実践して、時間をムダにしないようにしましょう。

ピックアップ記事

  1. テニスの試合で「足裏の皮膚が荒れてしまう方」にオススメな、皮膚保護専用クリーム「…
  2. テニスの試合に強くなりたい人が読んで欲しい漫画、「アルキメデスの大戦」
  3. テニスのルールの基本を学びたい人にお勧めの書籍「テニスのルール 審判の基本」
  4. Note はじめました
  5. テニスコーチ時代に、最高に憂鬱だったこと

関連記事

  1. スマッシュ

    スマッシュとサーブの違いを考えると、「少しだけスマッシュが楽になる」考え方について

    スマッシュに苦手意識を持っている方、色々理由があると思います。…

  2. テニス ダブルス

    スマッシュ

    「ダブルスでスマッシュが重なりそう!」なときには、前衛優先の考えでシンプルに

    ダブルスの試合で、「スマッシュが重なりそう・・・」になったこと、ありま…

  3. テニス ポジショニング

    スマッシュ

    テニスの試合で「低い弾道のロブをスマッシュするとき」要注意したい5つのポイント

    スマッシュの重要性は、何度か書いてきました。今回は、低くて速い…

  4. テニス ボレー

    スマッシュ

    テニスにおいて、「前方向に移動しながらのスマッシュ」は意外と難しいので、しっかり練習しておきましょう…

    スマッシュと聞くと後ろに下がりながら打つ機会が、圧倒的に多いイメージが…

  5. テニス メンタル

    スマッシュ

    テニスの試合で「スマッシュ打てる!と思ったら意外とロブが深かった…」ときに慌てず対処する技術4つ

    相手をラリーで追い込んで、ロブが来た!打ち込んでポイントゲット、と…

  6. テニス ボレー

    スマッシュ

    スマッシュが苦手な人は、無理やりにでも自分に余裕を作ってみよう

    試合でスマッシュが入らない、大事なところでミスをする。もう、こ…

特集記事

  1. ダブルス

    ミックスダブルスに必要な、センターセオリーの考え方
  2. メンタル

    「意外性の高いショット」は、ポイントをリードしているときに
  3. テニス 打点

    戦術

    テニスの試合で自分の武器を使いたければ、「武器を使えるポジショニング」を意識して…
  4. ボレー

    テニスの試合で、「ネットに詰めてのフラットボレーは、肘を伸ばして前に押し出して打…
  5. テニス メンタル

    ダブルス

    「この1本なんだ!」という息を合わせていけるペアが、本当に強いダブルスペア
PAGE TOP