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テニスの試合に出る、ということ。
仲間内ではなく外部の試合、となるとやっぱり緊張しますよね。
特にテニスを始めて間もない方は、頭が真っ白になるし不安でいっぱいなはず。
でも、これだけは言えます。
上達が早い人は、試合に出るタイミングも「早い」のです。
「試合から経験して、必要性を感じる」から上達が早くなる
■試合はゲーム、出来ることをやれば良い
初心者の方は、不安なことが多いはず。
今どんなに上手い人も、きっと最初はみんなそうでした。
「サーブが入るのか分からない・・・」
「リターンは触るのが精いっぱい」
「どこに立って良いのかすら、分からない・・・」
という不安をかかえながら、試合を始めてみる。
外部の人だから、試合相手と会話も無いし、何だか迷惑をかけているような気持ちにもなる。
試合を怖がる気持ちは、最初は誰しもが通る道。
だからこそ、早く経験しておくに越したことは無いのです。
■泳ぎを覚えたければ、陸の上で訓練していてもダメ
例えば水泳。
泳ぎを覚えたければ、まず足が付く場所で良いから水に入ってみること。
その後は、思い切って足が付かないくらいの場所に、経験者と一緒に飛び込んでみるのも良い。
必死にもがくことで、つたない泳ぎから覚えていく。
陸上で、どんなにクロールのフォームを練習していても上手くはならない。
なぜって、水の中がどんなものか、イメージが付かないから。
まずは最初から、水というものに触れてみる。
テニスも一緒です。
最初に「試合」というものに触れてみるから、練習の意味が理解出来るようになってくるのです。
■練習の必要性を感じなければ、上達を感じられない
練習では、試合で必要なことから練習したい。
時間も限られるし、試合で使えるようになってこそ、それが「自分の上達」と感じられる。
初心者の方の練習って、部活でもどうしてもマンネリ化しがちだと思います。
でも、それを「当たり前」だと思っていると1年後2年後に、大きな差になって現れる。
最初に試合から経験した人は、「自分にはコレが足りない」という自覚が芽生えるので、練習から工夫したいと思うはず。
この差って、大きいですよ。
試合から入る、というのは意外とスポーツの世界では少ない。
きちんと基本を覚えて、身に付けてから・・・は、本当に近道ですか?
部活で思いっきりテニスが出来る時間なんて、限られている。
最初に、仲間同士でも何でも良いから、初心者なりにたくさん試合をしてみましょう。
そこから、全ての速度が速まるはずです。