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大阪にある府立北かわち皐ヶ丘高校で、2カ月に一回くらい授業をしている。
スポーツ探究コースというのを選択している生徒に講義をするのだが、講義だけじゃなくてその中のテニス部員の生徒だけに、1時間レッスンしてあげることもある。
今回はその1時間レッスンをしたんだけど、サーブ&ボレーをやってみた。
「サーブ&ボレー、見習い中」テニスの試合ではまずやってみることが相手へのプレッシャーの第一歩!
サーブもボレーもまだまだ未熟な生徒達なんだけど、それでも「やってみよう!!」と頑張ってもらったよ。
その結果、ちゃんとサーブ入れて、丁寧にボレーを返しただけで意外と相手が嫌がってミスをしてくれる・・・ということを感じてくれたようだ。
どうしても良いサーブと良いボレーが無いと、サーブ&ボレーをする気にはならないんだけど、実際はそれよりもサーブ&ボレーを思い切って使ってみる・・・という決断力の方が大事だったりする。
今回は「サーブ&ボレーをやろう!」と俺が決めてやってもらったんだけど、実際は試合中に自分自身で「よし、次のポイントで思い切ってやってやる!」と決断しないといけない
どうでもいいポイントなら、何となく出来るかもしれないけどやっぱり効果があるのは重要なポイントの時。
そういう場面でサーブ&ボレーを自分自身に指示できるような決断力、そして判断力があると試合は強くなる。
ま、今回の授業は「サーブ&ボレーをやってみよう!」と軽い気持ちでトライしてもらったんだけど、そこでサーブ&ボレーの難しさが分かる以上に、サーブ&ボレーを効果的に使うと、意外と相手が嫌がってミスをプレゼントしてくれるということに、気が付いてくれたら成功だね。
サーブが甘くても、ボレーが下手でも、しっかりとサーブ&ボレーの練習を、普段からやっておくようにしておきましょう
ショットが上手くなってから・・・だと遅いんだよ。
■引用元
元プロテニスプレイヤー 高西ともからのメッセージ