昨日の日曜日の朝、飛び起きてみると嬉しいニュースが。
もう、みなさんもご存知の通り、大坂なおみ選手が全米オープンでシングルス優勝!
この歴史的快挙、説明不要ですね。
憧れの選手を相手に、憧れの舞台で、決勝で戦い切ること。
この難しさ、想像を絶します、本当に。
しかも試合は主審の警告が相次いで、不穏なムードになっても乱れないメンタル、頭が下がります。
警告でゲームを失うなんて、なかなか見ない光景ですよね。
試合に勝った後も、まるで負けたかのように涙を隠す仕草、こっちはもう号泣でした。
今回の大坂選手の優勝、私は日本テニス界にとって「最後のピースが埋まるきっかけ」になると思っています。
たくさんの日本人選手の試合を観ていて、感じること。
それは、技術以上に「自信」が欠けているということ。
自分が勝てる、結果を出せる、と心そこから思えていない、信じ切れていない。
だから最後の最後で、相手に押し切られてしまう。
でも、その自信って自分一人だけだと、養えないんです。
いくら周りが、「お前なら出来る!」と言っても、「言うのは簡単だよな・・・」となる。
でも今回、大坂選手が結果を出した。
これ以上ない、勇気と自信を日本人選手に与えてくれました。
「これなら、俺でも出来るかも」と、思うはずなんです、絶対に。
部活やサークルでも一緒です。
「アイツが出来たなら、俺も出来る、私も出来る」と思えるのが、テニスであり個人競技の良いところ。
どんな言葉より、コーチングより、説得力があります。
何より、一番若い大坂選手がやってのけた訳ですから。
錦織選手が優勝したのとは、訳が違います。
それくらい、今回の大阪選手の優勝は大きな意味がある。
日本テニス界、選手のメンタル、この2018年9月で大きく変わったなと。
この先のテニスの歴史の中でも、大きな分岐点になるでしょう。
いや、この20歳の選手だけに頑張らせてはいけない。
私たちも、この頑張りを活かす機会をもらったと思って、頑張りましょう。
目の前のテニス、日々の生活を。