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強いテニス部は、必ずコート外でも活動している。
打ち合わせ、ミーティングをしっかり実施しているから、作戦にもバリエーションがあるしチームに共通理解がある。
でも、実際は何をどう話し合いしていけば良いのか分からない・・・という方も、多いはず。
部活だけじゃなく、サークルや皆さんの仲間うちで実施してみても、面白いと思います。
大事なのは、「まずやってみる」ということです。
「部活でミーティングをしてみたけど、何をやれば良いか分からない・・・」部長やキャプテンは、何かを抱え込み過ぎているかも
■「当たり前」になっている部分を、考えてみる
部活やサークルの中で、当たり前になっている部分、たくさんありますよね。
毎月徴収している部費、コート整備、練習内容・・・まず、そういった部分、みんなの意見を聞いてみる。
部長やキャプテンの皆さんが、全部を調整して決めていく必要はありません。
まずは今いるメンバー、一人一人が、当たり前と思っている日々の練習に何を感じているのか話してもらう。
これだけでも、きっと新しい発見があるはずです。
■「言葉にしてみないと、分からない」ことだらけなのが部活
「きっと、あの人はこう考えているだろう」
「特進クラスの人は受験が優先だから、そんなに練習はやる気無いんだろう」
とか、もしかしたら勝手に先入観を持って、部活に取り組んでいる人、多いかも知れません。
実際は、私がそうでした。
部長として雰囲気が悪いのは感じていても、その原因は分からない・・・。
まずは、普段思っていること、当たり前だと思っていることを「自分の言葉」にして話すことが大事。
ミーティングなんてどこか大それたようですが、そんなことは無い。
しっかり真剣に、部活やテニスのことについて思ったことを話し合う、ことだけで良いんです。
■テニスについて話し合うことこそ、最高のモチベーションの源泉になる
テニスについて、いまいちやる気が出ない。
試合結果もついてこないし、もう止めようかな・・・と思っている人、たくさんいるはずです。
もしかしたら、部長やキャプテンのアナタ自身がそうかも知れませんね。
テニスについて話す、思ったことを人に伝えるというだけで、実はモチベーションを大きく回復出来ます。
これは間違いなく、断言出来ます。
自分の考えを人に伝えて、それに共感してもらえる。
これだけで、絶対に人は頑張れる。
テニスだって、例外ではありません。
まずはミーティング、「とにかく集まってやってみるだけで価値がある」、と言い切れるのはこういった私の経験からです。
テニスのミーティングは、本当に楽しい。
部活やサークル、どんなチームでも良い。
難しく考えず、もっとみんなでより良いチームにしていこうという意識があれば、出て来る言葉はたくさんあるはず。
最初から、「強いチームを目指すぞ!」なんていうは、ちょっと重い。
まずは雑談っぽいミーティングから、その後チームとして強くしていく感じに移行していけば良いと思います。
肩肘張らずに、雨の日なんかにやってみましょう。
きっとやることで、何かが変わっていくはずです。