テニス シングルス

ストローク

「ストロークでテイクバックが大きい」と現代テニスで通用しない5つの理由

現代のテニスは、ストロークのスピードが著しく進化しています。

純粋なボールスピードはもちろん、そのテンポも早くなり1回のラリーの中で主導権も目まぐるしく変化していきます。

そんな中でプロテニス選手は、ストロークをどのように進化させてきたのか・・・を考えてみると、答えはシンプル。

小さい構え、即ちテイクバックからの、身体の回転を使った自然な動作。

アナタ自身も、ストロークの動作をよりコンパクトにシンプルにすることで、テニスの試合で勝てる技術として磨いていきましょう!

 

「ストロークでテイクバックが大きい」と現代テニスで通用しない5つの理由

 


 

1.「ラケットの進化」は軽量で且つ優れた反発力が当たり前に

2015年のラケットの一つの傾向として、軽くても反発力があって負けないラケット、というのがキーワードになりました。

男子のトッププロが多く扱うHEADのラケットも、競技者モデルが260グラム台から。

軽くて扱いやすいラケットは、コンパクトに振り抜くことでその性能をいかんなく発揮してくれます。

後ろに大きく引いて前後の動きを入れるより、ラケットを上下にしっかり振り抜いてあげることがポイント。

打点はもちろん前に取ることは、常に意識しましょう。

 

2.両手を離し過ぎないことで、「次への構え」を早くする

現代テニスでは、とにかく打った後のリカバリーの動きが勝敗を分けます。

それはポジションしかり、自分がボールを打った後いかに態勢を崩さずに保てるかどうか。

ポイントはストロークを打つ際に、左手と右手が離れ過ぎないようにすること。

打つ前、打った後、その両方で両手が近くにあれば、すぐに利き腕と逆の手をスロート部分にセットして構え直すことが可能です。

離れてしまうと、この構え直しに時間がかかってしまうのです。

 

3.打点を前にとらないと「ストロークのコントロール」ができない

テイクバックが大きくなると、当然打点も後ろになるケースが増えてしまいます。

これではストロークの打つ方向をコントロールすることができません。

また肘の怪我の原因にもなります。

相手ボールのアウトを期待してしまう・・・そんな人も、この傾向にありますね。

打点を前に取るには、早い構えからの早いラケットの振り出しのタイミングが重要。

ライジングショットを基本に、ボールがバウンドする前には打点をイメージして、自分からボールを迎えにいく癖をつけましょう。

 

4.テイクバックという言葉自体が時代遅れ、現代テニスでは「身体のターン」で準備完了

「テイクバック」という言葉自体が、私はウッドラケットの時代の言葉のように感じます。

即ち、自分でラケットを大きく動かしてパワーをボールに伝える必要があった時代の言葉であり、現代のテニスにはそぐわない。

ラケット・ガットの性能と、それを活かす前での打点。

低いスライスにも対応しなければなりません。

当然早い準備と、ボールのバウンド予測は磨いていく必要がありますが、アナタの意識改革がまずは重要です。

ラケットを引く、のではなく身体をターンさせることでラケットが自然にセットされる、という感覚を養いましょう。

 

5.テニスの試合、トーナメントを勝ち抜くには体力温存が不可欠

大きいテイクバックの一番の難点、私は体力を消耗することだと考えます

ラケットを後ろに引く訳ですから、それは身体にとって不自然な動き。

しかも重力に反して上に持ち上げる動作も加わりますので、特に上半身には大きな負担がかかってしまいます。

だからこそ、フォアハンドならスロートに利き腕ではないほうの手を添えて「身体をターン」する、近代のテイクバックが不可欠なのです。

1日何試合もこなすテニスのトーナメントを勝ち抜く為には、大きなテイクバックとは決別する必要があるのです。

 

アナタがテイクバックの修正の必要性を感じているのであれば、まず客観的な動画を撮影してみることをお勧めします。

バックハンドのハイボレー、フォアハンドのストロークなどは、自分でもびっくりするくらいラケットを後ろに引いて、慌てて打っているように見えてしまうかも知れません。

特に力の入る試合の大事なポイントの場面では、その動作が顕著になります。

一度周りの人に頼んで、「自然な状態でのテイクバック」「試合の中でのテイクバック」を撮影して確認してみましょう。

少しずつシンプルにする練習、全ては自分を知ることから始まります。

■変わる基本、変わらない基本、をしっかり意識しましょう

ピックアップ記事

  1. YouTubeチャンネル登録200人、ありがとう御座います
  2. 「HEADのボールって、実際どうなの?」の質問にお答えします
  3. アディダス テニスシューズ バリケード JAPAN がアシンメトリーで最高にカッ…
  4. 素振りでパワーアップを図るなら、「バナナウェイト」を使ってみよう
  5. 水で濡らして絞って振れば、何度でも冷たくなるタオルが使える

関連記事

  1. テニス メンタル

    ストローク

    ベースラインにいて、「相手がネットに出て来ると力が入ってしまう・・・」人が意識したい4つのポイント

    ベースライン同士の打ち合いだと伸び伸び打てているのに、相手が動くと崩れ…

  2. テニス ストローク

    ストローク

    攻撃的なストロークを打つ上での基本、「腕を伸ばして打点を前」を確認しておくとライジングショットも打ち…

    ストロークを攻撃的に改良していきたい、と考えている人は、しっかり「一番…

  3. テニス ストローク

    ストローク

    引っ張るようなストロークでは、いつまでもクロス方向へ打てない

    クロス方向への、ストローク。これってシングルスでもダブルスでも…

  4. テニス 準備

    ストローク

    どんなテニスの作戦も、基本は丁寧なプレーを一つ一つ繋げていくことが大事

    自分のプレーを見直したいとき。この基本を、まずは意識してみて欲…

  5. ストローク

    「あなたは好きな打点を選べますか?」試合でとっさにコースを変えるテニスの技術、磨きましょう

    20代前半の若かりし頃、俺は超ハードヒッターだった。上手くなり…

  6. テニス 粘り

    ストローク

    肩を入れて逆クロス、にドロップショットを打ってみよう

    試合で上手く、ドロップショットを使っていきたい方へ。私は何度も…

特集記事

  1. テニス 気付き
  1. テニス フットワーク

    ストローク

    「後ろ足体重で引き付けるストローク」からの展開力を身に付けよう
  2. テニス メンタル

    ストローク

    ネットミス、アウトミスを減らすストロークの大原則
  3. テニス 打点

    フットワーク

    テニスで必須のテクニック、「スプリットステップで大事なポイント」をアナタは実践で…
  4. ストローク

    両手バックハンドを捨てたからこそ、今の片手バックハンドがあると思う
  5. 戦術

    テニスの試合、初対面の相手には遠慮なく「自己紹介」から入っていこう
PAGE TOP