テニス 調子

テニス知識

相手が不利なジャッジほど、目を見てしっかり伝えよう

テニスの試合のセルフジャッジ、みなさんもう一度確認しておきましょう。

セルフジャッジ、審判はアナタ自身。

そして、大事なのはジャッジをしっかり相手に伝えること、です。

ジャッジをするということだけ、が仕事じゃない。

相手に伝える、ということころまでが仕事、ですからね。

これが出来ない人、はいつも試合でもめてばかり。

そこには、いつも同じ理由があるんです。

 

相手が不利なジャッジほど、目を見てしっかり伝えよう

 

1.微妙なジャッジは、基本相手に優位に

これが基本、です。

セルフジャッジのマナーであり、私はすごく大事な部分だと思っています。

それでも、アウトはアウト、相手に不利なジャッジもしっかりジャッジしないといけない、のもテニスの試合。

このときに、その人のセルフジャッジの技量が問われる。

私自身、試合をしていて「ん?この人のジャッジ、怪しいな」と思うのは、こういう時。

相手に「伝えたくない」「申し訳ない」という気持ちがあると、声が小さくなったりジェスチャーも弱くなる。

結果的に、不利な結果となる相手に「伝わらない」から揉めるんですよね。

 

2.相手に不利なジャッジ、は目を見て声とジェスチャーで

全てを使って、相手に伝える。

しっかり目を見て、「今のはアウトでした」という意志を伝える。

ここをハッキリさせられる人は、ジャッジも信用される。

しっかり目を見て言われると、ジェスチャーでもポイント直後に示されると、説得力がある。

だから、納得出来る。

これも、セルフジャッジの大事なテクニック。

みなさんにも、ぜひ意識して使って欲しい部分なんです。

 

3.セルフジャッジはコミュニケーション

微妙な相手はもちろん、しっかり通常のジャッジ、カウントコールも大きな声で。

これは、特に男性の方にもお伝えしたい部分。

女性と違って、声が低くて通り辛いですしね。

自分の中での普通の声、は小さいと自覚しておく方が良い。

そして女性の方は、とにかく「弱気」にならないこと。

相手にしっかり伝える、自分から積極的にコミュニケーションを取って、試合を作っていく。

この意志をしっかり持っているかどうか、を大事にして欲しい。

これは、テニス自体のレベルや経験に関係無く、です。

 

4.声が大きいジャッジ、「やりやすい」と考えられるように

でも、こういう方も多いでしょう。

相手のジャッジの声が大きくて、つい威圧感を感じてしまう人。

これは、考え方を変えましょう。

声が大きいのは、ジャッジやカウントが分かりやすいし、やりやすい。

自分が威圧感を感じる必要はない、弱気になるのはもったいない、と。

自分自身も、しっかり相手の目を見て強いジャッジ、を伝えていく。

相当意識しないと、試合では変わらないと思いますよ。

変わったときは、きっとアナタ自身が強くなったとき、でしょう。

 

相手の目を見て、不利なジャッジに納得してもらう。

そういう癖が付くと、自分自身も「変なジャッジ、出来ないな・・・」と思うじゃないですか。

いつまでも小さい声で、相手に申し訳無さそうにプレーしてジャッジしている人は、絶対に強くなれません。

試合後も、お互い気持ち良くない試合になってしまう。

これだけでは、私も自信を持って言えます。

みなさん、自分のセルフジャッジの雰囲気、どうですか?

ピックアップ記事

  1. 夜のランニングのマストアイテム、蛍光色グッズで安全にトレーニングを
  2. 晴雨兼用のビッグパラソルは、テニス選手なら欠かせないアイテム
  3. 都内でラケットバッグを持ち歩くのは辛い!人は、「ecbo cloak」でラケバを…
  4. 40歳からポリストリングにする、という選択肢を
  5. 「最近使い始めた、ホワイトボードみたいなのって何ですか?」のご質問

関連記事

  1. テニス ウェイト

    テニス知識

    テニスに必要な筋力トレーニング、リストウェイトが効果的です

    テニス選手として必要な筋力トレーニング、皆さんどんな感じでやってますか…

  2. テニス 雨

    テニス知識

    なぜ雨の日は、「ボールが弾まない、遅くなる」のかを硬式テニスの特性から考えてみる

    全仏オープンの錦織選手の試合、残念でしたね・・・。ですが今回の…

  3. テニス知識

    試合に勝つダブルスを極めたいなら、お勧めの一冊

    ダブルスの試合、戦術や配球をで勝ち上がっていきたい。これは、一…

  4. テニス フットワーク

    テニス知識

    テニスのフットワークを支える足元の秘密は、スーパーフィートのインソール

    フットワークは、トレーニングとシューズ次第?いえ、実はテニス選…

  5. テニス バッグ

    テニス知識

    Zatous(ザータス)の大容量バッグインバッグは、ラケットバッグと相性ピッタリ

    以前に、「試合に強いテニス選手の、ラケットバッグは美しい」という記事を…

  6. テニス 水分補給

    テニス知識

    真夏のテニスの試合に必要な、熱中症対策のマストアイテム5つ

    今年も、暑い夏の時期がやって来ました。毎年のように書かせて頂い…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

特集記事

  1. テニス ガット

    戦術

    ボールは打ち返しながら、「選ぶ」という感覚が大事
  2. テニス ダブルス

    スマッシュ

    「リストワークでコースを変える」スマッシュを身に付けるとテニスの試合でポイントを…
  3. テニス 準備

    日々の雑記

    悩める歓び、感じよう
  4. サーブ

    テニスにおいて「ボールを曲げる」ことについて、基本的な構造を確認しておくと強くな…
  5. 戦術

    前衛のストレートケア、は意識だけで充分です
PAGE TOP