テニス ポジショニング

ダブルス

魚のいない場所で糸を垂らしても、一匹も釣れない

少し、極端な例かも知れませんが・・・。

ダブルスの試合を観ていると、感じます。

せっかくコートに2人いるのに、その強みを活かせていない。

前衛が苦手、ボールに触れない人は、この意識を持ってみて下さい。

 

魚のいない場所で糸を垂らしても、一匹も釣れない

 


 

1.魚とはズバリ、ボール

魚を釣る。

海でも川でも、そこには「魚がいる」というのが大前提です。

どんなに良い餌と竿を持って糸を垂らしても、そこに魚がいなければ絶対に釣れない。

釣れない場所、と気付いたら、早く場所を変えないと・・・と思いますよね。

でも、それが出来ないテニス選手が多いんですよ。

責任感の欠如、としか言えません。

 

2.前衛は、「触らなくても」試合は進行していく

極端な話、後衛だけで試合は出来る。

前衛がボレー、しなくても試合は進行していきますよね。

あたかも、まるで魚が釣れているか・・・のような気になってしまう。

前衛が参加出来ないダブルスなんて、ハッキリ言ってレベルが低い。

もっと危機感を持って、魚=ボールを自分から追いかけないと。

追いかけて、自分でポジションを変えていかないと。

いつまで経っても、何も釣れないで終わってしまいますよ。

 

3.試合に強くなりたければ、強い魚がいる場所を求めていこう

強い魚、強い相手は、アナタが求めないと得られない。

試合で対戦するだけ、ではもったいない。

いつも練習している仲間を強くしていくのも大事ですが、時には見たことも無い、行ったことも無い釣り場に行くことも大事。

どんな魚がいるのか、どんな餌が合うのか。

分からない場所での経験は、きっとアナタの大きな糧になる。

テニスが強くなりたければ、釣り場を変えて餌も変えていく。

この感覚、若い学生の皆さんだけじゃなくてベテラン、シニアの方にも大事だと私は思います。

 

きっと、魚が釣れなくても生きてはいける。

食べ物は、他にもありますからね・・・。

でも、テニスが強くなりたいなら、「自分には魚しか、食糧が無い!」くらいに思ってみる。

飢餓感、こそアナタを強くしてくれる源になるでしょう。

 

今回のまとめ

魚がいる場所で釣りをする、のがテニスの基本です!

 

ピックアップ記事

  1. テニスのニューボールの状態を維持出来る、「ボールキーパー」って?
  2. 高音質で防水仕様のワイヤレスイヤホンは、テニストレーニングに最適
  3. KT TAPE(ケーティーテープ) を使って、テニスの試合で酷使する「膝関節」を…
  4. 水で濡らして絞って振れば、何度でも冷たくなるタオルが使える
  5. バランスクッションを使って、テニス選手に必要なバランス感覚を養おう

関連記事

  1. テニス ダブルス

    ダブルス

    コントロールが良いサーバーは、前衛の動きを見れば分かる

    ダブルスの試合のときに、試合の序盤で感じること。「あ、このペア…

  2. ダブルス

    ダブルスでネットに詰めて良い場面5つ

    思い切って、ネットに詰めたポジションを取る。これが出来るよう…

  3. テニス ダブルス

    ダブルス

    そもそもダブルスの前衛に必要なモノって、何だろう?

    よく頂くご相談の中に、「前衛の心構えって、何ですか?」というご質問を頂…

  4. テニス ダブルス

    ダブルス

    テニスのダブルス中級者から身につけたい、「前衛がサーバーに出すサイン」の基本を覚えよう

    ダブルスの試合で、よく前衛がサーバーにサインを出しているケース、ありま…

  5. テニス ダブルス

    ダブルス

    ボレーが手堅い並行陣ペアは、どうやって崩そう?

    ダブルスの試合に出ていると、きっとこういう難敵が待ち構えているはず。…

  6. テニス サーブ

    ダブルス

    テニスのダブルスの試合で、「サーブが強烈な相手と対戦」したときに、基本的な揺さぶりのパターン4つ

    ダブルスが得意なプレイヤ―で、一般の大会でもすごくサーブが良い選手がい…

特集記事

  1. テニス サーブ

    サーブ

    「トスアップとラケットを上げる動きが同時なサーブのフォーム」について、メリットデ…
  2. メンタル

    「順調に試合を運べていると感じたら、危ない」試合を勝ち切れない人は、最後の最後に…
  3. テニス ダブルス

    練習メニュー

    ボレー対ストロークのリズム、を体感しよう
  4. ボレー

    相手が態勢を崩したら、前衛は動くのがダブルスの基本
  5. テニス メンタル

    ストローク

    「切れ味鋭いストローク」の基本は、20年前とは大きく変わっているという事実につい…
PAGE TOP