テニス 観察眼

テニススクール

テニススクール通いのジュニア選手に、部活でテニスを続ける選手が勝つ方法とは?

中学生や高校生の皆さんの中には、大きく分けて2パターン、テニスを鍛える方法がある。

一つは、学校の部活に入って頑張る。

もう一つは、テニススクールに通って頑張る。

週一回だけスクールで後は部活、というパターンもありますよね。

テニススクールやクラブに通っている学生は、やっぱり上手い?

部活で頑張る選手でも、充分に対抗出来ると思いますよ。

 

テニススクール通いのジュニア選手に、部活でテニスを続ける選手が勝つ方法とは?

 


 

1.テニスにおいて「上手い」と「強い」は違う

確かに、「上手い」選手はテニススクールやクラブ通いの選手に多い。

テニス歴も長いし、ストロークからボレーまでそつなくこなすプレーが多いように思います。

ですが、テニスの試合で勝つにはそれだけではダメ。

上手い高度プレーは、いつも危険と隣り合わせだということを、アナタ自身意識しないといけない。

よほど厳しいクラブ、スクールのジュニアクラスでない限りは、彼らは小さいミスをとやかく言われていないケースが多い。

ここが、狙い目です。

上手くても、粘りが無い選手は強くは無い。

そう考えると、試合で勝てるチャンスと自信が出て来るのです。

 

2.部活で養った「忍耐力」はそのままメンタルの強さに

部活って、なかなか思い通りにいかないことばかり。

テニスコートは少ないしボロボロ、ボールも足りないし初心者を教える人もいない。

全部自分たちで決めていかないといけない、という学校も多いと思います。

それって、試合で必要な忍耐力を養う良い機会。

テニススクールの子たちなんて、全てを揃えられて好きにテニスが出来る温室育ち。

負けたくないですし、真剣勝負の競った場面になったら絶対に部活で苦労した選手が強い。

私はそう思います。

 

3.「表面的な技術の差」にコンプレックスを抱かないこと

部活で頑張る選手が勝つには、これを乗り越えないといけません。

スクールやクラブで高度な指導を受けている選手は、表面上の技術は上手い。

ですが、それをどう使うのか、勝ちに執着するのか・・・は弱い。

まず、見た目と最初のゲームでの数ショットでコンプレックスを抱かないように。

「まぁ、技術はあるけど崩してやるよ・・・」くらいの強気な姿勢、持ちましょう。

きっと序盤に相手を観て落ち込んで、そのまま負けていく選手が多いはず。

これってすごく、勿体ないです。

 

どちらの環境が良い、といった議論はここではしたくありません。

テニススクールやクラブだって、頑張ってるのに!」と思った方も、多いでしょう。

今回はあくまで、部活側の視点で私が対戦するとき、どう考えるか・・・をイメージしてみました。

アナタなりにぜひ、考えてみて下さい!

ピックアップ記事

  1. フットワークを磨きたい!なら、足指トレーニングは欠かせない
  2. ラジオ番組、始めました!
  3. 「HEADのボールって、実際どうなの?」の質問にお答えします
  4. 【プロトレーナーに聞いてみた!】痙攣対策とアミノ酸について
  5. 「最近使い始めた、ホワイトボードみたいなのって何ですか?」のご質問

関連記事

  1. テニス メンタル

    テニススクール

    千回のアドバイスより、一回の本気の失敗の方が身になる

    何でもそうだと思います。テニスだけじゃなく、仕事でも勉強でも、…

  2. テニス サイト
  3. テニス メモ

    テニススクール

    今さら聞けない、テニススクールで使う12の専門用語

    テニススクールに初心者で入ってみたけど、何だか知らない言葉が飛び交って…

  4. テニス メンタル

    テニススクール

    良い台になれる人、こそ練習の主役になれる

    良い練習、が出来ているチームは強い。でも、テニスにおける良い練…

  5. テニス ガット
  6. テニス メンタル

    テニススクール

    テニススクールの体験レッスンで、チェックすべき10のポイント

    これからテニススクールに通ってみたい、興味があるというみなさんへ。…

特集記事

  1. 戦術

    執拗さで、対戦相手は感情的になる
  2. テニス リターン

    ストローク

    クロスからダウンザラインへのストロークの展開は、「ライジングショットでシンプル」…
  3. テニス知識

    試合で勝ちたいテニスプレイヤーなら、マイランニングシューズは欠かせないアイテム
  4. テニス シューズ

    フットワーク

    前にダッシュで走るなら、前傾姿勢でのスタートが基本
  5. テニス メンタル

    ボレー

    「パートナーのサーブが遅い!」だからこそポーチに出れる、逆転の発想とは?
PAGE TOP