テニス 錦織圭

ストローク

錦織選手のように「厚いグリップからコンパクトに振り抜くフォアハンド」を身に付けて、プレーの幅を拡げましょう

全豪オープンでベスト8進出!

錦織選手の戦いを観ていると、やはり武器はフォアハンド。

特にコンパクトに振り抜くストロークは厚いグリップで回転数も多く、安定感と攻撃力が両立されているのが特徴です。

「自分には無理・・・」と決めつけず、参考に出来る部分をアナタのストロークにも取り入れていきましょう!

 

錦織選手のように「厚いグリップからコンパクトに振り抜くフォアハンド」を身に付けて、プレーの幅を拡げましょう

 


 

1.厚いグリップと打点、スィングスピードを整理して考える

まずはフォアハンドストロークのグリップを確認。

「厚い握り」と呼ばれるウエスタングリップを身に付ける為には、打点を前に取りスィングスピードを上げる必要があります。

ボールの下~後ろを擦る、と言うよりはしっかりつぶして振り切るようなイメージが求められます

パワー、要りません。

大事なのは、アナタ自身がグリップと打点、スィングスピードを調整しながら、「これだ!」という場所を見つけることが大事です。

 

2.ワイパースィングでトップスピンの回転をかけよう!

もう一つ、大事なポイントはワイパースィングです。

その名の通り車のワイパーのような動きで、フォロースルーが前に伸びずにラケット面がボールを打った後上に抜けていくようなスィング。

動画や画像検索で、ぜひ探してみて下さい。

錦織選手はこのスィングが抜群に上手い。

コンパクトなスィングが出来ると、攻撃にも幅が出来て次への準備も早い

その為に、このワイパースィングの習得は欠かせません。

 

3.どうすれば錦織選手のような鋭いショットが身に付く?

まずは、観察です。

グリップもそうですが、アナタなりに、しっかり錦織選手の特徴を掴んでみて下さい

人それぞれ、観るポイントは異なり、それが良いんです。

私がいつも錦織選手のフォアハンドストロークで注目しているのは、テイクバックの小ささとそのラケット面の向き。

必ず左手を添えて小さく引いて、ボールを打つラケット面がしっかり外側を向いていますよね?

これが鋭い回転の源泉だと思います。

アナタはどこに、注目して観るか・・・で、上達のスピードも変わるはずです。

 

テニスはどんどん、盗みましょう。

このサイトで紹介したアイデアも、それ自体で完結するものはほとんどありません。

参考にしつつ、身の周りやプロ選手の打ち方を研究して、真似てみる。

試行錯誤して行けば、必ず道は拓けます!

ピックアップ記事

  1. 【重要です:視聴者アンケート】ご協力のお願い
  2. ご質問頂いた件につきまして
  3. HEADラケットのスタンダードモデルを使い続けて、気付いたことまとめ
  4. ベイビーステップ 46巻 は、シングルスの試合の駆け引きの描写が秀逸
  5. 男子シングルスの試合を戦い抜くなら、大量発汗にも耐えうるタオルチョイスを

関連記事

  1. テニス ストローク

    ストローク

    テニスの試合でコースを突いて攻めても拾われ、最後はミスしてしまうときは・・・?

    皆さん、胸に手を当てて考えてみて下さい。思い出してみて下さい。…

  2. テニス ストローク

    ストローク

    「スタンスの使い分け」テニスのストロークのスタンスは、結局どれが良いの?

    フォアハンドストロークを打つ時のスタンスはオープンスタンスが良いのか、…

  3. テニス ミス

    ストローク

    浅いボールをアングルのコースに切り返すには、ラケットヘッドを立ててスライスで充分

    浅いボールを追いかけて、少し余裕がある場面。こういう時には、積…

  4. テニス ストローク

    ストローク

    ストロークに力強い伸びが欲しい人は、アレを止めてみよう

    自分のストロークに、「力強い伸び」が足りないと感じている人。た…

  5. テニス ストローク

    ストローク

    テニスの試合で必要な「切り替え上手」になる為に、ストロークに必要な技術とは?

    スライスは得意ですか?俺は高校生の頃、バックハンドはスライスば…

  6. テニス ポジショニング

    ストローク

    フォロースルーを前に出さないスライス、でドロップショットは完成です

    シングルスでもダブルスでも、ドロップショットは使いたい。特に、…

特集記事

  1. テニス ダブルス

    ダブルス

    長くダブルスを組んでいるペアは、仲間が助けて欲しい時を知っている
  2. テニス メンタル

    戦術

    自分のミスが多くなる予兆を知っておけば、試合で大崩れすることは少ない
  3. テニス スマッシュ

    スマッシュ

    スマッシュを冷静に決めるには、「相手が予想して動いても、慌てないこと」まで意識し…
  4. サーブ

    ダブルスでサーブを打つ順番って、意外と大事
  5. テニス ロブ

    練習メニュー

    テニスコートを効率良く使って行う、「2対1のボレー対ストローク」の練習メニュー
PAGE TOP