メンタル

練習の頻度に関わらず、テニス歴3年以上なら「習う」段階から卒業していこう

目次

皆さんはテニスを、どこかで「習って」いますか?

それとも「自分で学んで」いますか?

テニススクールでは、確かに上級者の方も「習う」というスタンスで通っている方も多いでしょうが、少なからず自分から「学ぶ」姿勢があるはず。

そう、習っているだけではテニスの成長は止まる。

その目安は、私の中では3年です。

 

練習の頻度に関わらず、テニス歴3年以上なら「習う」段階から卒業していこう

 


 

■3年以上経っても受け身の姿勢では、その後も難しい

テニスに限らずですが、何でも人が成長していくのに終わりは無い。

ですが、そこには一つ条件があります。

ある一定以上のレベルに到達するには、「自分から主体的に」学んでいかないといけない。

3年以内であれば、人から習ったり、受け身の姿勢でトライしていく機会も必要でしょう。

ですが、3年経った時点で、ぜひ一度立ち止まって考えて欲しい。

「ここから先、自分はどこに向かうのか、どういうテニスを目指していくのか?」ということを。

 

■「習う」から脱却するには、真逆のことをやってみるのも有り

「習う」の反対は、何でしょう?

それは、「教える」です。

テニスを始めて3年経てば、初心者の人を教えるようなことも出来ないといけない。

部活やサークルに入ってきた新入生に、積極的に自分のテニスを伝えてみて下さい。

それが結果的に、先ほど書いた自分の今後のテニスについて考える、良いきっかけになるはず。

自分から動いて、テニスと向き合っていく姿勢こそ、成長には大事です。

 

■メンタルの強さって、結局はこういう所

試合で求められるメンタルの強さって、私は結局こういうところだと思います。

テニスとしっかり真摯に向き合えているか?

受け身になって、自分のことだけの意識になっていないか?

ここに不安を覚える人が、試合の中で大事なポイントで勝負強いプレーが出来るとは思えない。

メンタルが弱いからと言って、自己啓発本やメンタル強化本を読み漁ってもダメ。

アナタの生活、行動を変えていかないと、勝利を呼び込めるメンタルは養えません。

 

今回3年、という期間を出してみましたが、実際はもっと早い。

1年で自立する人もいれば、30年経っても自分のテニス観が無い人もいる。

結果的、試合で勝ちたいと思うなら、自分を変えていきましょう。

その第一歩目、は今日踏み出しましょう。

アナタが今日より若い日、は無いのですから。

ピックアップ記事

  1. テニスの試合に強くなりたい人が読んで欲しい漫画、「アルキメデスの大戦」
  2. フットワークを磨きたい!なら、足指トレーニングは欠かせない
  3. テニスのコーチ、指導者の方にオススメしたい、「ボトムアップ理論」の名著
  4. 晴雨兼用のビッグパラソルは、テニス選手なら欠かせないアイテム
  5. これからの暑い時期にあると便利な、「高速製氷機」とは?

関連記事

  1. テニス メンタル

    メンタル

    テニス部の後輩に負けて悔しいなら、その後輩の為にもっと強くなろう

    先日、相談を頂いた学生の方で「後輩に負けて、悔しくて泣きそうです・・・…

  2. メンタル

    「対戦相手の応援がうざい・・・」と思った人、残念ですがそう感じている時点でアナタの負けです

    団体戦、いや個人戦でもあるかも知れませんね。相手の応援が大挙し…

  3. テニス メンタル

    メンタル

    「はまらないと勝てないテニス」は、カッコ悪い

    「はまると強い人」って、いますよね。テニス界にも、ビッグサーバ…

  4. テニス メンタル

    メンタル

    今から始めても遅くない「客観的に自分のテニスを見つめる」為の手段5つ

    もうすぐ4月。何か新しいことを始めたり、自分自身を変えてみたい…

  5. テニス 守備

    メンタル

    「団体戦が2-2で自分の勝敗にかかったとき」に勝ち切る為のメンタルとは?

    団体戦、高校生の選抜予選などではシングルスとダブルスを合せて5本の勝負…

  6. メンタル

    アナタの部活やサークル、「チームの中でしっかり、意見を言い合える環境」があるかどうか?

    日本は調和の社会。どこか今あるもの、今まで踏襲してきたものや継…

特集記事

  1. テニス ダブルス

    ダブルス

    ポイント間の数秒で意志を確認し、決断し、伝える
  2. テニス サーブ

    メンタル

    対戦相手が一番欲しいモノを、簡単に差し出してはいけない
  3. 戦術

    ダブルスの試合で有効な、「2球連続前衛攻撃」とは?
  4. テニス 練習

    練習メニュー

    ラリー練習が、「ミスばかりで全く続かない」チームが意識すべきこととは?
  5. テニス リターン

    メンタル

    「試合内容が良くても結果が出せない」人に共通する、テニス選手の特徴について
PAGE TOP