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テニス選手として成長しないなら、出来るだけ早い時期に「本物」を観ておこう

目次

私自身、中学高校と全国大会とは無縁だった。

大学は体育会に入ったけど、そのときは関東5部。

この関東5部、というのも強さがよく分からなかったけど、どうやら推薦入試で全国ベスト4の選手が同級生にいるらしい、ということは聞いていた。

実際に会ってみると、本当にビックリ。

まるで別な競技をしているかのような衝撃、がそこにあったことを昨日のことのように覚えています。

 

テニス選手として成長しないなら、出来るだけ早い時期に「本物」を観ておこう

 


 

■アウトのボールをガンガンスマッシュで打っていく

まずビックリしたのが、ネットプレーでの守備範囲の広さ。

インかアウトか微妙なボールは全部スマッシュで打ち抜く。

ネットに詰めた状態から、ベースライン後方にアウトするんじゃないか・・・というロブまで、打ち抜く。

それを当たり前のように、何十球もミス無くこなす。

「そりゃ、強いわ・・・」と、言葉も出なかった。

どんな練習を高校時代にしていたのか、もう根掘り葉掘り聞いて質問攻めにしたのを思い出す。

 

■もし中学生時代に、こんな出会いがあれば・・・

とにかく、後悔しました。

広島の田舎町でテニスをして、自分は中高と何も周りを観ようとしなかった。

国体も行われていなのに、テニス競技を観に行こうとも思わなかった。

少しでも若いうちに「本物」に触れていれば、何か違ったかも・・・と、今でも思います。

まぁ、言い訳でしかないのですが。

だからこそ、このサイトを観て頂いている中学生、高校生の皆さんは、ぜひ経験して欲しい。

県内TOP、じゃなくてその更に先のテニスを観る機会、を持って欲しい。

きっとテニス観が変わるはずです!

 

■全国どこにいても、本物のテニスは観に行ける!

今年であれば、インターハイは島根県、春の選抜団体戦は福岡県で実施されました。

大阪では全日本ジュニア、有明では全日本選手権もあり、国体は東北で行われる。

そう、もっと言えばアナタの地元でもJOP大会や国内トップレベルの試合は行われている可能性が高い。

ぜひ、現場で試合を観に行って欲しい。

試合開始前、にも会場に入って、ぜひ練習風景も観て欲しい。

何が自分たちと違うのか、を感じることが成長につながるはずです。

 

「レベルが高過ぎる人のテニスを観ても、参考にならない」と言う人がいます。

参考にして、何になるのでしょう。

何かを感じて、衝撃を受けて、自分で考えて成長につなげていく。

参考にしているくらいで、テニスは上達しません。

それだと、評論家かぶれになるだけ。

さぁ、直ぐに観に行きましょう。

今日という日が、アナタにとって人生で一番若い日なのだから。

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