メンタル

相手が良いプレーでポイントを獲った後には、「間を空けてリセットすること」がテニスの試合での常套手段です

テニスの試合では、1ポイントずつ、しっかりオフプレーの時間がある。

ずっと動き回るだけではなく、ポイント毎にしっかりリセット出来るのがテニス。

ですがしっかりこのルール、活かせているかと言えば実はそうでも無い。

ポイント間の時間の使い方、まずは基本に立ち戻って考えてみませんか?

相手に流れをいかせない、その強い気持ちが大切です。

 

相手が良いプレーでポイントを獲った後には、「間を空けてリセットすること」がテニスの試合での常套手段です

 


 

■「自分は試合に勝ちたい!」と思っていることを、相手に伝えよう

淡々と試合をして、淡々と負けていく。

試合に勝とうともがいている姿、どこかかっこ悪いと感じている人も多いようです。

私からすれば、0-5だろうが何だろうが、最後まで勝とうと頑張っている人はカッコイイ。

もちろんジャッジが汚くなるのは論外ですが、ルールの中ではしっかり自分をコントロールして相手に「流れを渡さない」ことが大事。

そういう姿勢、つまりは「私はアナタに勝ちたい!」という感じを伝えること、試合の現場では大事です。

 

■コートの後ろに一度行って、頭をリセットする

コートの近く、中にいると頭の熱が冷めない。

ちょっとだけ、コートから離れた位置に行って休む、のを私はオススメします。

休む、と言っても3秒くらい。

その時間の中で、相手が良い感じで取ったポイントを整理して対抗策を考える。

この癖を付けると、試合でも冷静に自分と向き合うことが出来ます。

 

■相手の良いプレーは、認めることが大事

相手の良いプレーでポイントを獲られることは、必ず試合の中である。

「アイツ、偶然入ってるだけだ・・・」と、認めないような感じだと、どんどん流れは相手にいきます。

そうではなくて、認めて受け入れる。

自分の中で、相手をリスペクトするくらいの気持ちを持つことが、結果的にはアナタ自身の良いプレーを生みます。

相手も認めて、自分も認める、ことがメンタルを安定させて試合で勝つ為に大事なことです。

 

時間を使うことって、結構勇気要りますよね。

相手が強い相手であればあるほど、「早く試合を終わらせて楽になりたい」と思ってしまいませんか?

そんな自分を責めないで、しっかり向き合う。

誰だって、負けるのも嫌だし負けそうになる試合も、嫌。

でも逃げても仕方ない。

試合中でも冷静に時間を使って頭を冷やして、最後まで諦めない自分を貫きましょう。

きっとそんな選手に、神様は逆転のチャンスをくれるのですから。

ピックアップ記事

  1. 体幹の筋力アップに、意外とリーズナブルな「シットアップベンチ」を1台どうですか?…
  2. 真夏のテニスの試合に必要な、熱中症対策のマストアイテム5つ
  3. 40歳からポリストリングにする、という選択肢を
  4. 11/4(月祝) 土居コーチ 女子ダブルスレッスン&ゲーム会 in鷹之台…
  5. テニスの試合に勝てるようになる為に、読むべき名著10選

関連記事

  1. テニス メンタル

    メンタル

    自分のことを疑うのは、試合前まで

    準備、の大切さ。何度も書いて来ましたし、その中で「自分への疑い…

  2. テニス メンタル

    メンタル

    もうすぐ試合が終わると思った瞬間に、アナタの思考は停止する

    勝っていたのに、最後で逆転される。思い出したくもない試合、きっ…

  3. テニス スマッシュ

    メンタル

    自分の欲求を満たすのがテニス、だけだと必ず壁にぶち当たる

    テニスの上達を、真剣に考えているみなさん。だったら、この意識をぜひ…

  4. テニス リターン

    メンタル

    相手のサーブの調子が良い試合こそ、焦ってはいけない

    相手のサーブの調子が良い。そんな試合ほど、つい焦ってしまいます…

  5. テニス メンタル

    メンタル

    「テニスの試合で勝ち進みたい」なら、今日限りで止めたほうが良いこと6つ

    「試合に勝ちたくて練習してるけど、なかなか結果が出ない・・・」と、悩ん…

  6. テニス フットワーク

    メンタル

    「ムキになって相手のラリーに付き合う」のは本当に危険

    テニスでも何でもそうですが、感情的になって良いことは無い。ムキ…

特集記事

  1. テニス 人脈

    その他

    「テニスの人脈作り」よりも、「アナタとテニスがしたい」と言われるようになって下さ…
  2. テニス スマッシュ

    ボレー

    ネットに近い位置で、「ラケットヘッドを立てて身体の横向き」を作れば、アングルボレ…
  3. テニス ボレー

    フットワーク

    フェイントは大事だけど、それだけでは「本物のプレッシャー」になり得ない
  4. テニス サーブ

    サーブ

    流れるような美しいサーブ、はどうやったら打てるのか?
  5. テニス ボレー

    ボレー

    テニスの試合で、「厳しいロブをしっかりカットして粘りたい」ときには、まず相手の出…
PAGE TOP