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テニスの試合で「コントロールが良い」とは、どの程度を指すんでしょうか?
色々なご意見あると思いますが、私は8×8のサイズでコートを分割したときに、その小さな四角にボールを落とせるかどうか。
これが「良いコントロール」の基準だと思っています。
ストロークでは相手コートまで距離もあるので難しいかも知れませんが、ボレーでまず、狙えるようにしてみませんか?
実際レベルが高い試合になると、アバウトなコントロールでは通用しません。
試合で使えるネットプレーでのコントロールは、「コート全体の1/64」を最低限の目安にして、自分に厳しくいきましょう!
■望まなければ、何も手に入らないのがテニス
まず、しっかり臨みましょう。
自分はボレーのコントロールを良くしたい、その為に、技術を変えて磨いていく。
この強い意識が無い限り、いつまで経っても進歩はありません。
コントロールが良くなれば、力も要らずにリスクを少なく試合を進めることが出来る、勝てるようになる。
この確認が、スタートラインです。
■ボールを打つ方向、狙う方向は見ない
あくまで観るのはボール。
どういう角度でボールを触るか・・・に集中すれば、ボレーのコントロールは上がります。
腕の振りでボールをコントロールしようとしているうちは、まだまだ未熟です。
身体をしっかり横向きに作って、ネットの上や自分の身体に近いところに、「軌道となる目標」を設定しましょう。
レールに乗せて、あとは飛んでもらうのをゆっくり任せてみる。
この感覚が、ボレーのコントロールを磨く上で大事になってきます。
■ダブルスでも使える、1/64のコントロール
このサイズでボールを相手コートに送れるようになると、テニスが楽しくなる。
多少ずれても、大丈夫。
自分のテニスにコントロールの自信が付いてくれば、そのショットを磨いてパワーアップすることも出来る。
先にパワーやスピードを求めるから、コントロールで修正が効かなくなること、多くないですか?
これはぜひ、若い学生の皆さんにも意識してもらいたいポイントです。
コントロールが良い選手、ってテニス選手でパッと浮かびますか?
何となくジョコビッチ選手フェデラー選手、スタイルは違いますが精密で緻密なテニスをしているイメージありますよね。
彼らでも、自分で「思い通りにいった!」とある程度許容できる範囲は、1/64くらいだと思います。
このコントロール、難しいですがボレーでしっかり身に付けていきましょう!
望んでこそ、身に付くのが技術です。