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このサイトでは、何度も試合は「序盤が勝負!」ということを書いてきました。
それでも、どうも最初は調子が上がらない・・・上がってきたと思ったら、試合終了・・・。
そんな癖が付いてしまいっている方、いませんか?
今回は、序盤に出来るだけ本領を発揮して試合を勝ちに結び付けられるような、ちょっとしたアイデアを紹介します。
テニスの試合は「いつもスロースターターで苦労する・・・」君に送る、メッセージ
■1ゲーム目を、超ゆっくり進めてみる
難しく考えず、1ゲーム目をすごくゆっくり進めてみましょう。
サーブでもリターンでも、相手がポジションについてから5秒くらいは間隔を空けて自分が入る。
勝っていても負けていても、このペースを保ってみて下さい。
きっと、大崩れするような展開にはならないはずです。
■テンポは速いのにスロースターター、だから試合で勝てない
どんどんポイントを進めているのに、ゲームが獲れない。
焦って次、次・・・という気持ちだけ先行しても、何も良いことはありません。
テニスの試合の序盤は、なかなか身体が動かないもの。
それはお互い一緒です。
試合巧者、トーナメントを勝ち抜く人は、そのことを分かっているのでゆっくり自分のペースを乱さない。
テンポが速いなと感じたときには、意識して遅らせる余裕を持ちましょう!
■格上相手に、「早く終わりたい・・・」というメンタルの隙を見せてはいけない
気持ちは、分かります。
私も経験ありますが、シード選手相手に0-3、0-5となっていくと、「もう負けで良いよ・・・早く終わろう」という、悪魔の声が聞こえてくる。
その声に、負けてはいけません。
少しでもポイント間の時間をしっかり取る、そうすると1ポイントのラリー回数、時間も伸びる。
この細かい作戦が、世紀の大逆転を生むかも知れないのです。
テニスの試合で強い相手が、一番望んでいること。
それは、格下相手が自分に対して「諦めてくれること」です。
負けているのに、速いペースで試合を進めても、待っているのは敗北という結果だけです。
序盤からしっかり、そのことを意識してゆっくり試合を進めていきましょう。