テニス メンタル

メンタル

いつか必ず経験する「標高が高いテニスコート」で試合ときの注意点4つ

目次

皆さんは、標高が高い土地にあるテニスコートで試合をしたことはありますか?

山中湖や東北地方ですと、こういったコートが多いようで、そこには平地とは異なる特徴が出てきます。

いざ、大事な試合をその会場で・・・となったときに備えて、心の準備だけはしておきましょう。

最初慣れるまでは、テニスの試合を作っていくのが難しいです。

 

いつか必ず経験する「標高が高いテニスコート」で試合ときの注意点4つ

 


 

1.ボールがいつもよりも、かなり速く飛ぶ

標高が高いと気圧が低く、ボールが良く飛びます。

体感で時速プラス20%くらいの速度になり、サーブも伸びてくる感覚があり厄介です。

また標高が高いと、風も強くなりやすい。

風上にいると、本当に面白いようにボールが飛びます。

まずはその意識を持って、ゆったり試合に入っていきましょう。

 

2.フラットショットは要注意、回転系が望ましい

フラットショットのコントロールは、より難しくなると覚悟しましょう。

少しの風に影響されますし、普段は入っているボールがアウトになってしまいます。

チャンスボールを高い打点で叩けるとき以外、低いボールは回転系のショットを多く使うように意識して下さい。

 

3.ビッグサーバーは乗せる前に対策を

サーブが得意な対戦相手は、乗せないことが重要です。

とにかくまずはリターンで触る、ロブでも返球することを意識しましょう。

標高が高く、しかも風上からのサーブは、正直相手が崩れてくれるのを待つしかない場合もあります。

焦らず、じっくり構えることが重要です。

 

4.序盤は相手のミス待ちでも良い、眼が慣れるまでは

3.にも連携しますが、全般こういった特殊な環境では「我慢」のテニスが求められます。

相手からミスをもらう、という感覚を大切にしましょう。

そして慣れるまでは、2-2、3-3のペースでもOK。

気持ちが焦ってしまうと、普段と異なる環境も相まって、テニスがパニックになってしまいます。

 

今回は「標高が高い」というシチュエーションでしたが、テニスでは様々なシチュエーションで試合をしなければなりません。

雨、風、時にはスモッグや大声援の中・・・。

アナタ自身が、順応できるタフさを持たなければ試合で勝ち進むことはできません。

この記事を読んだからには、言い訳はできないのです。

しっかりと準備して、どんなコートにも自信を持って足を運びましょう!

ピックアップ記事

  1. 全日本テニス5回優勝!佐藤博康プロにボレーのコツを聞いてみた①
  2. 暑い夏のテニスの試合に備えて、瞬間冷却パックの準備は欠かせない
  3. テニスのフットワークを支える足元の秘密は、スーパーフィートのインソール
  4. 雨でコートが濡れていてもテニスがしたい!方にお勧めの「ウォーターバキューマー」
  5. 真夏のスポーツ観戦には、超軽量・小型の折り畳み傘は必需品

関連記事

  1. テニス メンタル

    メンタル

    「テニス部内のレギュラー決めで、先輩と試合することに・・・」そのとき、どう戦うべきかを考える

    テニス部に所属した経験のある人は、経験がある方も多いんじゃないでしょう…

  2. メンタル

    「1セットマッチ5-2リードは要注意」テニスの試合で挽回されやすい原因を考えてみる

    5-2でリードしているときに、なぜかテニスの試合は挽回が起きやすい。…

  3. 戦術

    メンタル

    フワッと試合に入る人、が多過ぎるのが草トー大会

    私が見ていて、感じること。試合会場で、当然勝負の世界なのですが…

  4. テニス 名著
  5. テニス 確率

    メンタル

    「メンタルが強くなりたい?」だったら、スリルを楽しめるようになろう

    試合に強い人って、どこかで試合を本当に楽しんでいる。非日常で、…

  6. テニス ストローク

    メンタル

    テニスを続けていて、身体と技術の成長は見えるけど「心の成長は見えない」から、難しいのです

    テニスを続けていると、遅かれ早かれ、成長はしていく。学生の皆さ…

特集記事

  1. テニス ダブルス

    サーブ

    試合の現場で、「徹底したサーブからのバックハンド狙い」を実践出来るレベルが、がア…
  2. テニス ストローク

    メンタル

    「全ての深いボールは入って来る!」で、アナタのメンタルは鍛えられます
  3. テニス テイクバック

    リターン

    「重たいサーブでバックハンドが振り負ける」ときには、グリップを持つ両手の間を少し…
  4. シングルス

    シングルスのネットプレーに必要な、基本ポジショニングの意識
  5. テニス メンタル

    その他

    「強い選手だけが特別扱い」される部活やサークルは、その選手も弱くなっていく
PAGE TOP