テニス マナー

戦術

「初心者」という意識を捨てた人から、テニス選手として巣立っていく

無意識にでも、自分の心の中に潜んでいるもの。

それは間違いなく行動に出るし、言葉にも出る。

アナタ自身、テニスを始めてすぐ、3ヶ月以内くらいなら仕方ない。

ですが、もう91日目からは、意識を変える決意、を持った方が良いでしょう。

 

「初心者」という意識を捨てた人から、テニス選手として巣立っていく

 


 

1.「初心者」という保険は弱みにしかならない

試合に出ないまでも、練習から変わってきます。

どこか、「自分はまだテニス、初心者なんだ」という想いがあれば、それは危険信号。

なにより上達が遅くなるし、自分でミスの保険をかけているようなもの。

初心者だから、仕方ない。

分からないことは、人から聞けば良い。

そんな意識は、3ヶ月で払拭した方が良いですし、その方がもっとテニスが楽しくなりますよ。

 

2.「上手い人と比べる」癖を止めよう

私は何度も、上手い人は徹底的に観察して真似るように、と書いてきました。

ですが、「比べること」については否定的です。

なぜなら、強い人と比べても自分を卑下するだけ、「あの人は違う」と自分を甘やかすだけ、にしかならないから。

上手い人と比べるから、自分はいつまで経っても下で良い、初心者で良い、となってしまうのかも知れません。

それでは、テニス選手としての独り立ちが出来ていないのと同じ。

年齢は関係ありません。

独り立ちして孤独な練習、試合に勝っていくからこそ、テニスで自分を成長させていけるのです。

 

3.「少しでも出来ること」は、「出来る」部類に入れよう!

例えば、ドロップショットなんかそうですね。

少しでも出来る、試合の中でポイントを獲った経験があるなら、「出来る」の部類に入れてしまう。

日本人って、ペラペラになるまで「英語を話せる」と自分では言わない。

謙遜の美徳かも知れませんが、それだと本当に、いつまで経っても英語は話せないし、話せない自分を許容してしまう。

テニスも一緒です。

出来ないことを、出来ると言い切ってしまって自分を上に上げてしまう。

初心者、なんて明確な基準は無い訳ですからね。

厳しいかも知れませんが、きっとそれが成長への一番の近道、なはずです。

 

ただ、テニスを楽しくやりたい。

ラリーしているだけで良い、という方には、響かない内容かも知れません。

でも、試合に出て勝ちたい、と考えている人、特にテニスを初めて間もないけど負けたく無い!と思っている人には、届けたい内容だと思って書きました。

初心者、なんて基準は自分で創り上げる幻想でしかない。

私はそう思いますよ。

ピックアップ記事

  1. 「最近使い始めた、ホワイトボードみたいなのって何ですか?」のご質問
  2. KT TAPE(ケーティーテープ) を使って、テニスの試合で酷使する「膝関節」を…
  3. バランスクッションを使って、テニス選手に必要なバランス感覚を養おう
  4. 何度でも消して使える、ウェアラブルメモはテニスでも使えそう
  5. ベイビーステップ 46巻 は、シングルスの試合の駆け引きの描写が秀逸

関連記事

  1. 戦術

    男子ダブルスのボレーは、振るより押し込みで

    男子ダブルスの、ボレー戦。この打ち合いを制することが出来れば…

  2. テニス メンタル

    戦術

    試合に勝つためには、やることが多い・・・?むしろ逆だと私は思います

    試合に勝つために、何をすべきなのか・・・。このサイトでも、何だ…

  3. テニス サーブ

    戦術

    試合結果は、目の付け所で価値が変わる

    テニスの試合では、必ず勝敗、という形で結果が出ます。それは、ど…

  4. 戦術

    テニスにおける攻撃の基本は、相手の選択肢を絞っていくこと

    テニスの試合、ボールを打って相手からノータッチエース。サーブで…

  5. 戦術

    「自分たちは、何を目指してるんだ?」

    改めて、これを確認しましょう。もう今年も、1月が終わろうとし…

  6. テニス ロブ

    戦術

    あれも大事、これも大事、では大事な試合に勝てない

    たくさん大事なこと、を書いて来ましたが、全てを試合に持ち込むのは難しい…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

特集記事

  1. テニス 環境

    フットワーク

    テニスというスポーツでは、「フライングスタート」は反則ではありません
  2. テニス 前衛

    ダブルス

    ダブルスの試合で、「リターンでストレートを抜かれるのは前衛の責任?」という疑問に…
  3. テニス メンタル

    戦術

    普段の練習で「綺麗なテニスコート」だけに慣れていると、いざ本番のコートでは苦戦す…
  4. テニス ボレー

    フットワーク

    テニスの試合では、遅いボールほど細かいステップで合わせていこう
  5. 戦術

    突き抜けたものを見ないと、実は普通すら分からない
PAGE TOP