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ダブルスの試合の時、相手ペアのどっちが強いかパートナーと一緒に見付けるでしょ。
当然、強い選手にボールを集めるより、弱い選手に集めた方がミスが期待出来るし、攻撃も弱くなるからね。
「ダブルス、狙うのは弱い方の相手でホントにいいの?」テニスの試合で狙いを定めるには・・・?
でもそうやってレベル差あるからと、弱い選手にボールを集め続ける・・・という安易な作戦だけでは、やっぱり限界がある。
そういうレベル差あるペアの弱い選手は、狙われることに慣れていたりするしね。
強い方の選手も、自分にボールが回って来ないでパートナーにボールが集中するのを知っているから、パートナーを狙って打って来る相手ボールを、逆に思い切って強い選手が横取りにいけたりする
なので、試合中にどっちの方が強いか弱いかの判断は必要なんだけど、弱い選手に100%ボールを集める・・・という作戦ではなくて、何球かに一回は効果的に強い選手にも配球する必要がある。
強い選手にボールを送れば「あっ!俺にもボールが来るのだ」と、自分の持ち場を離れられなくなる
そういう状態にしておいてから、弱い選手に集めていく。
強い選手と言えど、何でもかんでもスーパーショットが打てる訳ではないので、きっちり足元のボレーとかバックのハイボレーなんかで打たせることが出来れば一発でやられることはないでしょ?
弱い選手からいかにミスをもらうか・・・は重要だけど、強い方の選手を活躍させないことも大事なんだよ。
■引用元
元プロテニスプレイヤー 高西ともからのメッセージ