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シングルスの試合の基本、「ドロップショットはドロップショット返し」が出来ないと試合で辛い

目次

今日からデビスカップの初戦、日本対イギリスの試合が始まりました。

残念ながら初戦でダニエル太郎選手はマレー選手に負けてしまいましたが、面白い場面のたくさんありました。

特にドロップショットのやり合いや、駆け引きの場面、見どころがたくさんあったと思います。

さて・・・このドロップショットですが、アナタは試合で実際に使えていますか?

そして自分がドロップショットを打たれた後には、どんな選択肢を持ってボールに向かって走れていますか・・・?

 

シングルスの試合の基本、「ドロップショットはドロップショット返し」が出来ないと試合で辛い

 


 

1.ドロップショットは、ドロップショットで切り返される

ドロップショットは打った後のポジションが重要。

アナタは普段、どんなポジションの修正を加えていますか?

もちろん、自分が打ったドロップショットの精度を確認する必要はありますよね。

それが相手のチャンスになってしまうのか、それとも良い感じでギリギリ触られるくらいの、厳しい攻撃になっているのかどうか・・・?

テニスはショットの技術も大事ですが、相手の「余裕具合」を感じ取れるかどうかが大事なスポーツ。

鈍感な選手はいつまで経っても、相手から先手を取られてばかりで試合に勝てません。

 

2.「やっと追いついたボール」でも、同じドロップショットなら切り返される

まず、これをしっかりケアしましょう。

やっと追い付いてラケットを伸ばしたときには、ドロップショットをドロップショットで切り返すのは意外と簡単。

浅い場所から浅い場所、つまり眼の前のネットを超えて短いボールを打つのは、そう難しくありません。

これはアナタ自身、自分もドロップショットを拾うときには打てないといけませんし、打たれることを想定してポジションを調整しないといけない。

テニスは展開が前後の動きになると、一気に動きが早まって心理戦が始まると思っておいて下さい。

 

3.ドロップショットを打ったら、少し前にポジションを移そう!

シンプルに、これだけです。

ベースラインとサービスラインの間くらい、少し前に移るだけで浅いボールに対する守備力は劇的に上がります。

「決まった・・・」と自分のショットに酔いしれている選手、なんと多いことか・・・。

相手に拾われることをいつも想定して、準備しましょう。

もし追いつかれて、深いボールを打たれたら・・・それは、ノーバウンドでカットして、ロブボレーで一丁上がり、です。

 

良い守備的なポジションは、相手に迷いを与えてミスを誘うことが出来る。

逆に隙のあるポジションがあると、上級者にはすぐに見破られて攻撃されます。

試合に勝てない人は、この部分に鈍感なんです。

シングルスでは、特にコート上で守る範囲も広い。

だからこそ、ドロップショットのような前後の展開には、必ず良いポジションをセットで考えること。

ショットの精度ばかり追いかけて、自分に酔うテニスにならないように・・・。

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