戦術

試合中に、ボーッとしてしまう…

目次

みなさんは、こういう経験無いでしょうか?

こういうブログを書いていて恐縮ですが、私は結構あります。

急に集中力が散漫になったり、頭がボーッとしてカウントを忘れたり…。

大事な試合で、何をやってるんだとなりますよね。

でも、私は思うんです。

人間ですから、自分だって完璧じゃない。

そういう部分も受け入れて、準備しておくことが大事なんじゃないかと。

自分に厳しく、はとても良いことだと思いますが、それによって結果的に自分を苦しめてしまう人は要注意です。

ずっと集中、なんて期待しない

自分の中で、感じて受け入れる

まぁ、無理ですよ。

テニスの試合、1セットでもずーーーっと集中力を維持するなんて、本当に難しい。

出来ないことをやろうとしても、自分にイライラするだけ。

なので私は、ある程度決めています。

試合の最初、そして最後の大事な場面は、しっかり抑えておきたい。

それ以外の中盤は、多少流す場面があっても良い。

賛否両論だと思いますが、これくらいの方がリラックス出来て結果的に良いプレーが出来る。

経験上、それも分かってるんですよね。

大事なのは、自分だけの世界

周りから見て、「何だか集中してないな…」と思われても、良いんです。

自分の中で、自分だけの世界の中で感じて、集中出来ていない自分も受け入れることが出来ていれば、大丈夫。

過度な期待をしない、自分を過剰評価しない。

頭がボーッとして来たら、一度相手を視界から外してみる。

こういう時間帯に、相手から良い攻撃をされても気にしない。

スコア的に離れなければOK、くらいの感覚でいましょう。

タイミングと癖、は覚えておく

私の場合は、試合の中盤ですね。

ここで集中力を落としてしまうこと、が多い。

自分でも分かっているので、「あぁ…また悪い癖が…」と思いますが、悲観はしない。

無理に直そうと思うと、試合の終盤に力が残っていないかも知れないですからね。

この、「知っている」ということはすごく大事。

自分の中で受け入れているから、慌てない。

どういう時間帯に自分は集中力が落ちて、どういうプレーになるのか。

分かっていれば慌てないじゃないですか。

相手に流れが、移ったら…?

主体的な自分、を呼び戻そう

何となく、ボーッとして試合の流れが相手に移る。

こうなってしまったら、さすがに動かないといけないですよね。

どこか、意図の無いプレーで相手のミス待ちになっているなら、それを自分主導に変えていく。

私なら、ハッキリとネットに出ます。

そして、ドロップ系のショットも使う。

相手を動かす、先に自分から主導権を握るショットを打つ。

これで自分は、目覚めるんだと。

そういうショットが1本あると、良いですね。

弱点だって、長所になる

それがテニスです。

ボーッとして集中出来ていないポイントがあれば、そのペースに相手は慣れているかもしれない。

いきなり、アナタ自身がスイッチを入れて目覚めて、前に出たりしたらどうでしょう。

自分の弱点だって、いつでも武器に変えられるんです。

こういう発想を、持てるかどうか。

失点を悔やんでも、テニスの試合は進んでいく。

失ったポイントをどう活かすのか、それをしっかりと考えて準備するだけ、ですね。

ハッタリでもこじづけでも、何でも良いんです。

大事なのは、試合に勝つことですから。

それでもどうにもならない時は…

もう、割り切るしかないでしょう。

その試合、とにかく楽しもうと。

どうしても集中出来ない、何かその要因はあるにせよ、やるだけのことをやろうと。

私も、そういう試合何度かありますよ。

そして、楽しもうとして色々なことにトライした結果、勝ったこともあります。

試合は辛く苦しいもの、確かにそうです。

そこに挑むみなさんは凄い、だからたまには良いじゃないですか。

不十分な自分、不完全な自分を、楽しんでみる。

そんな日があっても、ばちは当たらないですよ。

集中しなければいけない、症候群

どうやら、テニス界ではこの病気にかかっている人が多い。

全ポイント、全試合集中。

大事なポイント、集中しないと取れない。

そりゃ、しんどくなりますよ。

もちろん試合に勝ちたい、だから全力を尽くす。

でもそこで、集中しないと良いプレーが出来ないと自分を追い込んだり、周りから「集中!」と応援されて、逆に堅くなる人も多いと思いませんか?

良い意味で、もっと楽にいきましょう。

テニスは、ボールゲーム。

試合を楽しむ心を、どこかで持っておきたいですね。

ピックアップ記事

  1. 寒くなる前に購入マスト、なテニス選手に最適なベンチコート3選
  2. テニス選手の熱中症・痙攣対策に、ミニクーラーボックスは必需品!
  3. 体幹の筋力アップに、意外とリーズナブルな「シットアップベンチ」を1台どうですか?…
  4. 筋肉痛が毎回酷い人は、「フォームローラー」で身体の表面をほぐしてケアしよう
  5. テニスの試合で勝ちたい男子選手に、オススメのゲームウェア

関連記事

  1. 戦術

    アナタの攻撃力を、今すぐアップさせる方法とは?

    自分の攻撃力をアップしたい、試合で主導権を握りたい。でも、も…

  2. 戦術

    ダブルスのチェンジプレー、図入りで説明します

    ダブルスの試合、前衛が動きたいけど・・・ストレートを抜かれるのも、怖い…

  3. テニス メンタル

    戦術

    対戦相手のストロングポイントを消す、簡単な方法

    対戦相手の武器に、押されてしまう。男性の試合だと、フォアが得意…

  4. 戦術

    試合で使える戦術は、「攻撃は守備的に、守備は攻撃的に」がキーワード

    テニスは攻守がめまぐるしく変わるスポーツ。ネットを挟んでの打ち…

  5. テニス ストローク

    戦術

    テニスにおいて弱点は克服しようと思わず、「個性を武器にしていく」意識で強くなろう

    「○○の弱点、どうしても直したいんです」というような相談、たくさん頂き…

  6. 戦術

    試合のリズムは、「デュースサイドは堅実に、アドサイドで冒険」を

    私が試合の中で、サイドごとに意識していること。もう、無意識に近…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA


特集記事

  1. テニス ダブルス

    ボレー

    テニスの試合では、「ネットスレスレ付近を通過するボール」は対応が難しい
  2. シングルス

    「シングルスの戦い方」はテニスの試合ではシンプルに考えて実践!
  3. テニス ストローク

    ボレー

    ネットから遠いから、ドライブボレーが効果的
  4. テニス 練習

    Q&A

    Q&A 「部活で人数が多過ぎてテニスコートが足りない。ランニング以外に、…
  5. テニス トレーニング

    練習メニュー

    自分が好きな練習しか出来ない人は、結局その程度のテニス選手
PAGE TOP