目次
ここぞ、という場面で相手の攻撃を読む。
この先まわりが出来れば、テニスの試合は大事なポイントでも確実に取ることが出来る。
でも、相手も簡単に手の内は見せてくれないですよね。
だからこそ、意識したいのは30-30のポイント。
このポイントこそ、選手の個性が出やすいシチュエーションだと私は思いますよ。
30-30の場面での相手の配球パターン、しっかり覚えておこう
1.30-30の場面では、一番自信があるプレーが出る
みなさんも、そうじゃないですか?
30-30のポイントは、絶対に取りたい。
取ってゲームポイントに乗せれば、相手にプレッシャーをかけることが出来ますからね。
きっと自然に自分が一番得意な、自然な形の配球やプレーになっているはずなんです。
だから、相手を観察しておく。
もちろん、30-30の場面では自分も得点したいですよ。
でも、試合の序盤ならあえて、観察に集中する。
その集中が、後で活きて来ますから。
2.覚えておいて、後半の勝負所に備える
30-30の場面で、相手が何をしてくるのか。
どういうサーブ、リターンのコース、ポジションで勝負してくるのか、をよく確認しておく。
アナタ自身は、しっかりつなぐ意識で攻撃させない、出来るだけ相手にボールを打たせる。
そこで失点しても、気にしない。
大事なのは、試合の後半への布石を打つことですから。
そこで相手のパターンを研究しておくこと、覚えておくこと、が大事です。
3.特にサーブのコース、はしっかり覚えておくこと
私は、上のレベルの試合ではこれを特に意識します。
30-30からの相手のサーブのコース、はしっかり覚えておく。
そして、試合の終盤で30-30、または15-40のような場面になったら、そのコースでリターンの山を張る。
思い切って攻撃、していく根拠を作る感じですね。
それで外れたら、しょうがない。
何とか粘るしかない、という感じで割り切っておきましょう。
こういう記憶から予測していく試合、みなさん出来てますか?
4.覚えることも、ルーティン化してしまえば良い
私はもう、無意識で覚えるんですよね。
試合の序盤、30-30のカウントでの相手のプレー。
覚えておいて、後半にそれと同じパターンで山を張る、のがもう習慣みたいなもの。
「観察しながら自分も良いプレーするなんて、無理・・・」と思わず、まずはやり始めてみる。
そうすると、何度かやっている内にそれが当たり前、になってきますから。
そうなれば、自然と試合にも強くなっているはずです。
アナタが思っている以上に、人には特徴があります。
癖があるし、性格が出る、のがテニス。
30-30でのポイント、過去に思い出せますか?
まずは意識を置いて、じっくり相手を見ていきましょう。
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